Eゲ

にわかによるギャルゲー(基本エロゲ)の感想

Princess Evangile W Happiness感想

Princess EvangileのFDです。

いろとりどりとメモリアも手に入れたのですが、ストーリーを忘れる前にやろうと思って先にやりました。

 

 

本編(PSP版)は前に書いたやつ参照

Princess Evangile PSP版感想 - 音ゲーとたまにアニメとかエロゲとかギャルゲー

 

 

割と標準的なFDで、共通ルートとアフター4つ、追加ルート5つがプレイできます。ルートロックもないので好きなやつからできます。まあ共通ルートはやらんけど。

プレイしながら消費するティッシュの量がハンパなかったです(意味深)(花粉症)。

 

 

 

目次:

 

 

 

 

 

アフターストーリー 

 

どの√も前編後編に分けられていて、大体2.5hくらいの長さです。

 

  • 理瀬アフター

3年になり、共学へ向けての活動や部活(水泳部)への入部についての話です。

前編では共学化の案内のポスターを配るのですが、インパクトのためにドレスで配ります。言うまでもなく、その後はドレスでお楽しみします。

後編では主人公が水泳部に入るからと理瀬も水泳部に入部するべく泳ぎの練習をします。つまり後編のお楽しみシーンはスク水

理瀬アフターに限りませんが、短いのでそこまで感想を書くほどのことがないです。基本的にイチャつくだけなので。一つどうでもいいけど、学校のプールが8コースあって凄えなと思いました(元水泳部並感)。

 

  • 綾佳アフター

綾佳が卒業した後、プールでバイトを始めたよ〜とか夏休みに夏祭り行こうとかそんな話です。まあそれで予想つきますが前編は水着、後編は浴衣でムフフします。

校長がめっちゃデレ(?)てました。本編の綾佳√でも思いましたが、綾佳√では北御門家の問題は解決しますが、理瀬ママとの問題は解決しないんですよね。一体どうなったんでしょうか。

 

  • 律子アフター

主人公は3年、律子は2年になってからの話です。前編では主人公に異父兄弟ができ、GWの間母親の家へ行きます。その間会えずにいた律子は想いが募り、帰ってきた主人公と愛し合います。

後編は主人公が卒業した後の1年間を考えて少し距離を取る練習をすることから始まります。寂しそうにする律子のため、ご褒美として温泉旅行へ行きます。で、2年後律子はヴァンセンヌを卒業し結婚式を挙げます。

なんか短く感じました。多分2hかからないくらいで終わりました。珍しく行為中の選択肢が一つも無かったです(どうでもいい)。

 

 

  • 千帆アフター

千帆の陸上と鷺澤家の道場の話です。

千帆は昨年の全国大会で準優勝い進む程の実力で今年も頑張りたいと思っていますが、急にバストが大きくなっていることに悩みます。千帆と主人公はこのみちゃんに相談しサラシを巻くことで解決し、銅メダルを勝ち取ります。

一方、千帆の父親は空手の道場を開いていますが、練習の厳しさや顔つき故に門下生が一人もいません。主人公は千帆の父親から特訓を受け、夏休みに千帆と共に体験教室を開きます。体験教室は無事終了し、門下生が入ります。

夏休みの終わりごろ、千帆の両親が旅行に行くため千帆と二人きりになります。デートに遊園地へ行き、夜ニャンニャンした後主人公は卒業したらすぐ結婚しようとプロポーズします。

そして時がたち主人公は社会人になり娘を授かります。3人はかつて約束したピクニックへ行き、主人公は家族を眺めて学生時代を思い出しながら幸せを感じます。

f:id:kabotyas:20180323182508p:plain

 

やっぱり千帆可愛いわ。プレイしながら早く結婚しろよとか思ってたら、最後プロポーズしたので主人公ナイス!と思いました。僕が千帆好きだからそう思うだけかもしれないですがスタッフ勢の千帆愛を感じました。

 

 

追加ルート

追加ルートは全4話からなっています。本編の共通ルートが大体16話くらい、個別ルートが10話くらいだったのでそれに比べると短いですが実際プレイするとそれぞれ4~6hくらいかかります。僕はオートモードで全部読む&聞く派なのでマウスカチカチやる人ならもっと早く終わると思います。

 

【雑なあらすじ】

璃子の肩にいつも乗ってるパンターベルというダジャレの効いた名前の動物が夜中失踪するところから始まります。追跡すると湖で泳いでいるのを見つけます。

翌日二人はその湖へ遊びに行き、そこで人工呼吸イベが発生します。その後意識し合うようになりなんやかんやあって付き合うようになります。瑠璃子の超運スキルで温泉旅行を当て、クリスマスに致したりしているうちに選挙の日になります。

結果、律子が生徒会長に選ばれ、主人公は放校されます。しかし瑠璃子の両親の提案で上宮城家の執事として1年間働き、瑠璃子の相手として相応しいか観察することになります。

 

【感想】

メイン4人で散々やった文化祭と体育祭がカットされた分、話数も少なかったですが、カットされた話を入れたら十分メインになれる内容でした。でも敢えて追加ストーリーとしてやるのも悪くないかもしれない。

璃子は他のルートだとどこか腹黒そうな感じがありましたが彼女自身のルートでは至ってマトモでした。ちょっと残念かも....

星宵の集いで瑠璃子と主人公を見ていたのを指摘された時と選挙で負けた後の理瀬の反応がなんか面白かった。

 

 

  • 摩理香√

【雑なあらすじ】

共通ルートで主人公に叱責された摩理香は主人公に惹かれます。摩理香は美月のアドバイスでアプローチをかけ、夏合宿の夜に告白します。

人気の摩理香と付き合ってることがバレると共学化の選挙に影響が出ると考え、学校の人には関係を隠して付き合います。摩理香の祖母には報告しますが「そうかい」と素っ気なくされます。

イブに二人はホテルのレストランでディナーを食べます。その後は(ry。が、その様子を見られて学校で二人の関係がバレます。結果恐れていた事態になり、選挙は律子の勝利となります。

しかしそれとは別に、卒業式後にタイムドコンフェッション(ロザリオを交換するイベント)を計画します。本来はクリスマスに行うイベントですが関係を隠していたためできませんでしたが、摩理香にとって大事なイベントでした。

当日、校長に止められそうになりますが説得し、無事ロザリオを交換します。理瀬の計らいでロザリオの交換を見ていた摩理香の祖母は、摩理香の幸せそうな表情を見て二人を祝福します。

 

【感想】

ぶっちゃけやる前はそこまで期待していませんでした。付き合うまでの話も展開が薄くてうーんって感じでしたが、後半はスゲー良かったです。

特に祖母と和解した所は良かったです。共通ルートでは摩理香の祖母に関して消化不良な感じがありましたが、このルートでちゃんと消化してました。祖母は決して摩理香自信や二人の不幸を願っていたわけではなく、本当に摩理香が幸せなのか知りたかっただけなのでしょう。

 

 

  • 美月√

【雑なあらすじ】

主人公が1年間は学校に残れることが決定した後、理瀬は美月がアンニュイになっていることに気づき主人公達に相談します。しかし結局彼女の悩みが何なのか分からないまま夏休みに入ります。

終業式の日のHR後、主人公は恒例の校長の嫌がらせを受けている美月を助けます。翌日美月は帰省する前に主人公の部屋に来て挨拶していきます。

夏休みになり、主人公は校長からの仕返しで大量の課題を出されます。仕方なく一人で課題を消化していると、帰省したはずの美月がいて、手伝ってくれるようになります。そんなこんなで美月と仲良くなり、夏合宿の日、夕方の湖で告白します。美月の悩みとは主人公が好きだが学園の太陽と呼ばれる理瀬にコンプを抱いていた、ということでした。主人公は美月が好きだから、と伝え美月の悩みを解決します。

美月の希望で関係を隠したまま過ごしますが、一線を越えた翌日の文化祭の日に美月が他の生徒の前でデレてしまい関係がバレます。いっその事公表しようと理瀬達から提案され公表します。

付き合ってることが広まった後、美月は以前より魅力的になった、と人気が上がります。そのためもあり総選挙で紅薔薇会が勝ちます。ヴァンセンヌを出た後、主人公は一人暮らしを始めます。翌年の夏休みになり、自由に外に出られるようになった美月と期間限定ですが同棲します。主人公は家に待つ人がいることの幸せを噛みしめます。

 

【感想】

いやー美月が可愛かったです。特に障害も出現せず、ひたすら美月とイチャつく話でした。でも美月可愛いから全然OK。このルートやるまでは千帆一択でしたが、今は千帆と美月の二台巨頭です。なんでこんな素晴らしいヒロインをメインに入れなかったんでしょうかね。

美月は付き合うまで軽いツンデレというか、ツンのないツンデレで、正直になれない所がある性格です。そのためにヤキモキすることが多々ありますがそこを(尺の都合で)やたら有能な主人公が拾います。その度に嬉しそうにする美月が最高でした。また、仲を公表した後はTPO関係なしにバカップルっぷりを見せてくれるデレつきでちょっと笑っちゃいました。 

 

  • このみ√

【雑なあらすじ】

夏休みが始まり暇していた主人公はこのみに薙刀部に誘われていたことを思い出し、合宿中の薙刀部を訪れます。そこでこのみの眩しさに感動し、合宿に参加します。

合宿最終日、このみは全国大会に出場します。昨年の大会では決勝で敗れています。負けた原因をわからないでいたこのみですが、主人公は手合わせしてこのみの癖に気づきます。その甲斐あり今年は優勝します。

合宿を通して仲良くなる二人ですが、このみは律子への想いとの区別がつかず悩みます。しかし主人公とキスして想いの違いを知ります。

このみの家は薙刀の道場を経営しています。二人は呼ばれて道場へ行きます。そこで師範代をしているこのみの祖母に筋の良さを評価された主人公は歓迎されます。

一方学校ではこのみと主人公のイメージ故に関係が祝福されません。この悪評が災いし総選挙は律子が勝ちます。ヴァンセンヌを出た主人公は道場の門下生となり師範代になってこのみと一緒に働くべく修行する生活を送るようになります。

 

【感想】

このみは律子以上にロリ感ある人物で、主人公と2歳しか変わらないはずがめっちゃロリロリしてます。別に恋愛の話が悪かったとは思いませんが、JSに手を出しているような気分が拭いきれなかったです。話自体は悪くないのですが。

第1話(=薙刀の全国大会の話)は大変良かったです。なのでそこで終わりにしてもヨカッタノデハ…と思いました。美月√の次にやったのが良くなかったかもしれません…

 

 

  • 民恵√

【雑なあらすじ】

夏休み、主人公は民恵に写真を撮る旅行に誘われます。二人は1週間を一緒に過ごしお互いに意識するようになります。しかし最終日の前日、海水浴中に民恵は溺れてしまいます。主人公は人工呼吸で民恵を助けます。

その夜、民恵は感謝の意を籠めて浜辺で花火に誘います。いい雰囲気になりますが、最後の線香花火が消えた時突風が吹き、近くの看板が飛んできて民恵にぶつかります。ケガはなかったものの民恵は記憶喪失になります。

記憶を取り戻すべく、学園の様々な所を巡ったりして殆どの記憶を思い出します。その一環として主人公と民恵はデートへ出かけます。その帰り、主人公は民恵が好きなことを伝えます。しかし記憶を完全に取り戻していない民恵に告白をするのは筋違いだと思い、記憶が戻ったらちゃんと告白すると言います。

記憶を取り戻す手段として、記憶喪失になった日を再現しようといくつかのことを実践します。それでも上手くいかず、我慢できなくなった民恵はキスをします。すると人工呼吸したときの事を思い出し、記憶を取り戻します。そしてきちんと告白し、二人は付き合い始めます。

付き合い始めてイチャコラしている内にGrande Voteの日になり、共学化反対派が勝ちます。理瀬涙目

主人公はやはり放校になりますが、卒業後の明るい未来を確信し、未練なくヴァンセンヌを去ります。日月が経ったある日、主人公のために料理を練習した民恵は手料理を振る舞います。手料理を食べながら二人は一生を誓い合います。

 

【感想】

共通ルート時点ではあまりフラグの立っていない民恵故に展開が強引な感じはありました。また、美月√よろしくイチャイチャするだけの話です。

お楽しみシーンとか、甘えてる時の民恵の声が脳トロでやばかったです。甘えてるときとか照れてる時が可愛かった。

しかしまあ、色々考えていましたが、最後のCGに全て持っていかれました。個人的にはプリエヴァで1,2を争うレベルで好きです。

 

 

総評

アフターストーリー4本はまさにファンサービスって感じでした。僕としては千帆可愛かったし律子も結構良かったので満足です。

 

追加ルートはその短さ故にアフターほどではないですがイチャイチャ成分が多くを占めています。そのためシナリオ性を重視する人には向いていないかもしれません。でもFDってそういうものだし良いと思いますが。無印をやってこのヒロインの√やってみたいなあと思う人は是非やるといいと思います。

前作で気になった点として校長など数名の登場人物がヤベーということがありましたが、Wハピネスでは不快なキャラは出てきませんでした。そこは凄く良くなったと思いました。

 

個人的にはやはり美月√がとても好きです。無印では個別√以降あまり登場しない美月ですが、この√をやれば美月を堪能できます。なんなら足りないくらいです。千帆と合わせて更に続編とか出たら迷わず買います。

 

背景絵等やbgmは前作から使われているものが多いですが、追加のものもたくさんあります。特にbgmは増えたなあと思います。クリスマスやお正月で専用のが流れた時は感動しました。

主題歌に関してもOPは霜月はるかさんだし、EDはAiRIさんですからね。特にEDは口ずさみたくなる曲で好きです。「桜が見てた」って曲なんで聞いてみてください。
本編の記事では書きませんでしたが、無印版主題歌の「勇気の魔法」もめっちゃ良いのでこれも聞いてみてください。

 

長くなりましたがまとめると、この作品はFDとして良いゲームだと思います。繰り返しですが、無印をやって気に入った人やこのサブヒロインが気になる...って人にお勧めです。
どうやら無印版と共にAndroid向けにアプリも出てるらしいので気になる人はやってみてください。まあ多分全年齢版だとは思いますが。

 

 

f:id:kabotyas:20180323182925p:plain