Eゲ

にわかによるギャルゲー(基本エロゲ)の感想

今更ましろPSP版感想(アンジェ√)

2年くらい前に買って消えていたましろを発見したのでプレイしました。

発売から7年ほどが経った今、どう考えても今更だろって感じですがどうしても書きたくなったので。あと他に書くことがない。


原作は友達がやってんのを横で眺めてたくらいで、基本的にやったことないです。アニメ版は一応放送当時観てました。全ルートやったらアニメについてもちょっと思ってることを書きたいと思ってます。(自己顕示)

 

pspでギャルゲーやるのって良いですね。ベッドで寝ながらプレイできるのは快適です。18禁的なシーン無いのはアレですが、まあしょうがないね。

 

先に言っておくとこの記事はかなり長いです。あらすじと感想を書くので、あらすじ知ってるわって人は下の方までスクロールダウン、個人の感想とか興味ないって人は途中までで大丈夫です。

 

最初はアンジェルートやりました。
確かPSP版のましろはバッドエンドが無いので、どうやっても何かしらのルートに入ります。あとルートロックもないはず。追加ヒロイン含め皆好きなんで誰の√からでも良かったんですが気まぐれでアンジェからやりました。

 

大まかなあらすじ

周囲の空気に敏感で気を配る新吾とメイドのアンジェは似ています。本人たちもその自覚があり、だからこそ理解できることも多いのです。

しかし、アンジェは主を探しているため、自分の仕事の出来を知ってもらいたいわけです。暴走のあまり、仕事が無くなってしまったときには水を床に撒き散らして仕事を作ろうとしました。

しかしその様子が新吾たちにバレてしまい、新吾に「メイドでいる」という手段と「主を探す」という目的が入れ替わってるのではないかと指摘されます。そう指摘されたアンジェは自分が何なのかわからなくなりメイドを辞めようとします。

新吾は帰り道、重い荷物を持ったおばあさんを見つけ心配してついて行きます。その様子を見たアンジェは、新吾が周りに気を遣うことに長けているが、自分を大切にしていないのではと気づきます。そして、そんな新吾を自分が支えてあげたいと想うようになります。

翌日、学園長に呼び出されたアンジェはメイドを辞めるならば両親の住むイギリスに行くよう言われます。新吾のメイドになりたいと思うようになったアンジェはそのことをはっきりと伝えまます。

心配してこっそりついてきた新吾たちはアンジェの言葉を聞くことになります。放課後、新吾はアンジェの部屋に行き、アンジェから旦那様になってくださいと告白され、それを了承します。

翌日、アンジェが新吾のメイドになったということが学園中に広まり公認(?)されます。アンジェは常に新吾の側で仕えたいと思うのですが、アンジェがいないと学園が回らなくなってしまうため、新吾の家に行くことを(≒住むこと)をしないよう頼まれます。

いつも有能なアンジェですが、新吾の世話しようとすると失敗ばかりしてしまいます。その上学園のあらゆる機関の手伝いを求められるため大忙しです。そんなアンジェを見て新吾は自分が支えられるのではなく自分がアンジェを支えたいと思います。

一方、アンジェは自分の空回りに対して新吾が気を遣ってくれることに対し喜びながらも、これではやりたかったこととは違うと思い、みう先輩や桜乃に相談します。そこで桜乃から新吾がなぜそこまでに気を遣うのか話されます。

その話を聞いてアンジェは、気を張ってる新吾が自分の前では気を緩めて欲しい、緩めさせてあげたいと思います。それすなわち慕情であると気づきます。

アンジェは桜乃に相談し、その夜の瓜生家の夕飯を桜乃と作ります。夕飯後、新吾がお風呂に入っているとアンジェが入ってきます。慌てて後ろを向く新吾ですが、ドキドキしてしまいます。

アンジェは新吾が気を緩められるよう、やりたいことを何でもやって良いですよと言います。二人は主人とメイドである以前に、男の子と女の子です。新吾は前々からアンジェを愛おしく想うようになっており、告白します。それに対しアンジェも、好きな人でなければお仕えできない、と言い告白を受けます。

一緒にお風呂に入っておきながら何もしなかった新吾にアンジェは『ひざまくら』しなくて良かったのですか、と尋ねます。新吾は今はアンジェを受け入れられる準備が整っていないから来週の月曜まで待ってくれと言います。

前々からアンジェに依存する学園運営を何とかしようとしていた新吾は、愛理や隼太と組織の改革を進めていました。

そして月曜日、アンジェを家に迎える準備をした新吾は学園に向かいます。アンジェは二人にとって特別な場所である校門で待っていました。新吾はアンジェを迎えるためにしていたことを説明し、瓜生家に来てくれないかと頼み、瓜生家の家の鍵を渡します。

アンジェは喜んで受け取ります。主とメイドというだけでなく、恋人同士でもある二人はこれらの関係を分けて考えるのではなく同時にこなしてこそ新吾とアンジェなのです。

その後、瓜生家にアンジェを連れてゆき、アンジェの部屋を説明します。一通り説明し終わった後桜乃は部屋に戻り、廊下には新吾とアンジェの二人きりになります。いい雰囲気の中、新吾はキスします。

翌日以降、目覚めのキスをしたり学校でいちゃこらしたりとラブラブに過ごします。一方で新吾は『ひざまくら』をいつするべきなのか悩みます。アンジェは「はじめてToDo」という予定表を作り、期末試験最終日に『ひざまくら』することを決めます。

試験最終日、朝から二人は緊張しながら試験を受け、試験終了後にさっさと帰宅します。桜乃が愛理の家に泊まりに行っているため今夜は二人きりです。

夜になるまでドキドキしながら過ごし、遂に夜になり、『ひざまくら』をします。当然ひざまくらだけではないんでしょうが、全年齢対象ゲームなのでその先はカット。

心も体も結ばれた二人はより一層幸せを感じて過ごします。翌週の月曜日、アンジェは二人を結んでくれた学園と学園の人に恩返しするために早起きして校門前に行きます。

新吾は恩返しの一環として終業式の日にクリスマスケーキを作りみんなにあげることを提案します。

最初は二人でケーキ作りをしますが、やがて学園中の生徒が集まってケーキを作ることに。アンジェが的確に指示を出して無事終業式の日にケーキが完成します。

終業式の最中、学園長の提案でアンジェと新吾がケーキカットを行います。全生徒が見守る中、二人でケーキカットを行いケーキがみんなに振る舞われます。

その夜、後片付けで残った二人は深夜まで学園に残ります。夜の校舎を散歩する間、アンジェが以前寝ていた宿舎室を訪れ、そこで寝ることにします。

二人で一つの布団に入ります。将来またケーキカットをしたい、とアンジェが言い、新吾はそれを約束します。そして意味深な暗転…

翌朝家に帰ろうとしていると結女学園の1年生が後片付けを手伝いにやってきます。既に終わらせたことを伝えると、その1年生からどのようにしたらアンジェのようなメイドになれ、旦那様を見つけられるのか尋ねられます。

アンジェは二人がお互いを支え合うようになった過程を雪だるまを作る過程に例えます。そして、アンジェのお母さんがしたように、アンジェが通った道を辿れば良いと伝えます。そしてED

 

数年後、二人は結婚し更に教員免許を取り、新吾は社会科教師、アンジェは新設のメイド学のメイド長に就任します。その就任初日の集会での挨拶の場面。挨拶をするアンジェを見て新吾はこの娘と結ばれて心から良かったと思います。

 

 

 

 

 

感想

アンジェ√に限らないですがとにかく甘い。日常学園モノでファンタジー要素とか複雑な人間関係とかもないので基本的にはヒロインとイチャつくゲームです。僕はこういうゲーム好きです。

このルートはアンジェの主探し、お互いの慕情の認知、結ばれた後、という三つが大体の流れです。故に二回告白シーン的なものがあります。一回目は新吾が主になるシーン、二回目はお互いに好きだと伝え合うシーン。一つのルートで二度美味しいってことですね(?)。

一つ目の告白シーンでは主従関係を、二つ目の告白シーンでは恋心を伝えます。二度の告白後は二種類の関係を共存させて二人がどう生きるかという話です。二人っきりになるとデレデレになるアンジェがマジ可愛かった。アンジェは気持ちを隠したり抑える性格でないのでイチャイチャがエンドレスです。修羅場とかシリアスシーンもなくいい話でした。ただ感動的かと言われると涙腺が弛むことはなかったです。

つかあれだよね、みう先輩がアンジェを菜夏ちゃんって呼ぶのがなんか好き。本人的にはアンジェと呼ばれたいようですが菜夏ってなんか良い。

総評としてこのルートは好きです。

 

 

ただ一つ気になったこととして、結月が完全に消滅します。アンジェ√入ると一度も出てこなくなります。追加ヒロインな上、同じクラスの紗凪と違い殆ど接点のない結月は出しづらいからかもしれません。というかそもそも原作通りのシナリオならば結月が出てくるはずありませんからね。

てな訳で次は結月ルートやります。