Eゲ

にわかによるギャルゲー(基本エロゲ)の感想

ましろPSP版感想(結月√)

小野宮結月ルートです。

前回同様長くなります。

 

あらすじ

結姫女学園の演劇部ではクリスマスに公演をやっており、今年は貴族の男と貧乏な農家の娘の劇をすることになっています。凛々しい結月はいつも男役であり、今回の劇でも貴族の男を演じることになります。

しかし、結月は一度でいいから女の子の役をやりたいと新吾に打ち明けます。新吾はそれを受け結月をヒロインの中のヒロインにするべく、愛理達に協力してもらい女の子らしさを身に着ける手伝いをします。

結月に女の子の服を着せる等しますが上手くいきません。それでも協力してくれる新吾を見て結月は不思議に思いながらも笑顔を見せます。この笑顔にドキッとした新吾は、また結月の笑顔を見たいと思うようになります。 

次の作戦として恋人を演じた日の夕方、上手くいかなかった結月は落ち込みますが、新吾は励まします。励まされた結月は新吾に再び笑顔を見せ、キュンときた新吾は笑顔のときの結月は女の子らしいよ、と言います。

翌日、二人きりになって笑顔を見せようとする結月ですが、幾度となく他の人と遭遇してしまいます。ですがその放課後遂に二人きりになれた結月は遂に笑顔を見せることに成功します。

そこで結月が笑顔を"見せよう"とすると上手くいかないが、結月が笑顔に"なる"と上手くいくということに気づきます。結月は新吾の前ではなぜ笑顔に"なれ"たのか新吾から聞かれますが答えられません。

次の日、新吾は結月に話しかけようとしますが避けられてしまいます。さらに一日経っても避けられた新吾は放課後に、神社に先回りします。そこで結月の祖母と出会い、結月はいずれ婿を取るのだから神社に近づかないで欲しいと言われてしまいます。

新吾は何も言い返せず帰宅しますが、決心して夜に神社をもう一度訪れます。一方で学校から帰ってきた結月は祖母から新吾を神社に立ち入り禁止にしたことを聞き、家を飛び出します。

外で泣いていた結月と神社に来た新吾が出会い、新吾は一生側にいたいのだと告白します。結月も笑顔でそれを受け入れ二人は結ばれます。

こうして恋人同士になり、結月は新吾にデレデレになります。しかし、結月のお婆さんは新吾を認めません。また、セツの妨害により一緒にいる時間が減ってしまったので、新吾は演劇部に入ろうとします。しかし、結月が集中できてないために演劇部から新吾の入部を嫌がられます。

祖母や他の部員から新吾を拒まれた結月は泣きながら走り去り、学園長室に行きます。そこで蘭華から彼女を"やりたい"のか、彼女に"なりたい"のかと聞かれます。

一方でどうすれば良いのかわからない新吾は悩みますが、隼太のアドバイスで"本気"になります。そして結月の祖母の下へ行き、結月への想いを伝えます。例え認められなくても結月の側にいたいのだ、と祖母に言い放ちます。

それを近くで聞いていた結月も出て行き、彼女に"なりたい"のだ、と祖母に言います。それを受け結月の祖母は完全にではないものの二人の仲を認めます。

より強く結ばれた二人は焦りのない恋愛をするようになります。そのおかげで結月の演技も上手くいくようになり、新吾の入部が認められます。

その約1週間後、期末試験が始まります。セツに監視されながらも試験勉強した二人は問題なく試験を終わらせますが、演劇部員A(ヒロイン役の生徒)は徹夜漬けで勉強していたために試験最終日後の部活で倒れてしまいます。

実は彼女は結月と新吾が部活後に練習で演技しているところを見ており、本当の恋人同士だからこそ見せられるものがあると考えていました。そのため演劇部員Aはヒロイン役を降り、代わりに結月と新吾を指名します。

素人同然の新吾や凛々しい結月の村娘の演技では上手くいかないと部員達に反対されます。しかし、二人は蘭華のアドバイスで二人きりの世界に入った状態で演技し、皆に認められます。

一方で、結月は神社で巫女の舞いを練習しています。セツは結月が巫女の舞いを継承するには足りないものがあると言い継承してくれません。しかし、演劇の練習の様子を見たセツは新吾に「一生分の想いをクリスマスの公演で見せれば認めてやる」と言います。

新吾はどのようにすれば良いのかわからず公演本番まで悩みます。公演が始まってもどうすればいいのかわからなかった新吾は公演中に止まってしまい、どのように一生分の想いを伝えればいいのかわからないと結月に伝えます。

公演中故に状況が掴みきれない結月ですが、新吾を見て「ただ新吾の想いを伝えてくれれば良い」と言います。そう言われた新吾は以前結月が作った赤い糸の指輪を結月の左手薬指にはめて愛を伝えます。結月も初めて新吾に一生付き添いたいと本気で思い新吾を抱きしめます。

この様子を見たセツは結月が遂に女らしさを見つけたと二人を認めます。→ED

 

場面は変わってお正月、認められた新吾は神主見習いとして神社で働くようになります。また結月は素晴らしい舞いを披露します。舞い終わった結月は新吾のもとへ駆け寄ります。そしてお互いにより相応しくなるため努力し、一生を寄り添って過ごしたいと伝え合います。

 

 

 

 

 

感想(考察)

このルートは女の子らしくなれない結月が新吾と仲を深める間に女の子らしさを見つける話です。

個人的にこのルートはメチャクチャ好きです。そもそも結月が好きだというのもありますが、女の子っぽくなっていく結月が凄く可愛いです。えへへって笑う結月は破壊力ヤヴァイです。特に恋人同士になった瞬間結月のキャラが崩壊(いい意味で)してました。

 

 

 

ところで、クリスマスの公演の舞台で結月も新吾も、「初めて一生寄り添いたいと思った」みたいなことを言っていました。最初、じゃあ今まではそうでもなかったのか?って思いました。

僕が思うに、ここまではお互いを想ってはいても、それは彼氏彼女程度の話であり、「一生」というスケールでは実感を持っていなかったのだと思います。

他の場面でも新吾が本気で結月を思えていないのではと悩むシーンがあったことからもその様子が伺えるのではないかと思います。

だからこそ、恋人同士になった後もセツは結月と新吾の馴れ合いを許さなかったのではないでしょうか。

 

 

 

大変素晴らしいストーリーでしたが、気になったことというか不満が1つだけあります。

なんでキスシーンないんだよおおおおお!

結月はメチャクチャ可愛かったです。というか新吾にデレる前からぱんにゃに惹かれてたあたり、元から女の子っぽさはあったのだと思います。そんな子が恋愛したらもっと可愛くなるのは当たり前ですね。

だからこそキスシーンがないのが気になった。せめてセツが認めたED後にキスしても良かったのではと思います。まあ別になくても話としておかしくはないですが、キスシーンが一切ないってのもそれはそれで気になりました。まあもう結月可愛かったからいいや。

 

 

 

 

次はましろの中でも重い話と評判の桜乃√をやろうと思います。