どうも。”きゃべつそふと”より2018年に発売されたアメイジンググレイスの感想です。(※まあまあネタバレあり注意)
「芸術」がテーマのストーリーですが、タイムリープものでもあるので、前回僕がやった9nineに通じるところがありました。
基本一本道のストーリーで、ルートもほぼほぼ固定でした(ユネ√とサクヤ√の分岐があるくらい)。てことで、その順番に感想書いていきます。
【キリエ√】
やんちゃガールのキリエちゃんと仲良くなるとこうなる、という話。
キリエはルート云々に関わらず可愛くて良いです。少なくとも見た目に関しては作中一番可愛いと思ってますが、カッコいいシーンや可愛いシーンが多々あり、非常に良かったです。
ちなみに、コトハ先輩もそうですが、ヒロインと結ばれる結ばれないに関わらず本筋の話は進行するため、他ヒロインのルートに行くためには個別ルートに入らないようにしないといけません。このゲームはその辺の見せ方が上手かったと思います。
【コトハ√】
タイムリープとは関係ないキャラであるものの、ストーリーについて色々判明するルート。個人的にメインヒロインの中で一番ヤバい人だと思います。結構ヤキモチ焼きがちな所とかが可愛い。
事情を説明しないままタイムリープしたキリエと違い、コトハ先輩には事情を話していた上でタイムリープをしており、さらにコトハ√入る前のサクヤ編が胸に刺さる別れだったことも相まって、そのシーンは感動的でした。
【サクヤ√】
実はキリエちゃんとコトハ先輩の間にサクヤ編もあるのですが、そこでは結ばれず、全ての真相が判明した後にサクヤ√に入れます。
非常に難しい選択ではあるものの、個人的に一番好きなヒロインです。そもそものっけから好き好きアピールしてるし、コトハ編入る前のあんなシーン見せられたら絶対好きになるよね。かまくらに一緒に入るシーンが非常にすこ。コトハ先輩ルートの途中でもサクヤが出てくるたび、胸に色々刺さりまくってました。
【ユネ√】
サクヤ√と同様に全ての真相が判明した後で入れるルート。
とは言えども、ユネ自体は割と話の蚊帳の外気味で凄く巻き込まれまくってただけ感ありました。サクヤもそうですが、ユネは特にアフターでないとマトモにいちゃいちゃできないため、もっとイチャイチャして欲しかった... でも超純情なユネが顔を赤らめるシーンとかデレるシーンは非常に良かったです。
【まとめ】
ぶっちゃけた話、プレイ前はそこまで期待していなかったのですが、予想以上に面白かったです。もう既に書きましたが、本筋の話を進めるためにはユネ以外のヒロインを(半分)振っていく必要があるため、そういったほろ苦さみたいなのが良かったです。
最後らへんはちょっと話が冗長に感じてしまいましたが、そこまでは良いテンポで話が進んでいった所も良かったです。
惜しいところとしては、結局回収されていない伏線とか未解明のままの内容が置き去りにされている所ですかね。黄金のリンゴとかリラの存在とか。
個人的な評価はその辺を考慮して、傑作とは言えないものの良作だった、という感じです。
あとこれは余談ですが、op曲のコールドボイス(ave;new)が凄く好きです。というかこのゲームを買う前から知っていたくらいには好きですし、有名な曲だとは思いますが。。
今回初めてきゃべつそふとさんのゲームを買ってみて、結構面白かったので次は最新作(多分)のさくレットというゲームが結構評判良いみたいなので、それをプレイしたいと思っています。
それでは。