Eゲ

にわかによるギャルゲー(基本エロゲ)の感想

金色ラブリッチェ 感想

2017年12月22日にSAGA PLANETSから発売された「金色ラブリッチェ」の感想です。※ネタバレありです。注意。

 

前回のドラクリから3,4ヶ月空いてしまいました。引っ越しやら私生活やらで忙しかったのもそうですが、エロゲをやってなかったわけではなく、千恋万花をやり直したり、さくらもゆの体験版(製品版はまだ買ってすらいない)をやってました。

 

 

それはともかく、新規のゲームとして結構前に買ってあった金色ラブリッチェをやりました。攻略ヒロインが全員金髪ってので結構有名(?)なゲームですね。どっかのこけしが大喜びしそう。

しかしそれは単なる話題性のためだけではありません。4人、特にシルヴィ・エル・理亜の金髪には大きな意味があります。そういう所からもこのゲームが作り込まれてるなあ〜と感じました。

ちなみに、真紅の髪色も金であることからわかるかもしれないですが、僕は金髪が好きです。どうでもいいね。

 

このゲーム、ヒロインズの誕生日に起動すると特別な演出が流れるのですが、たまたま僕が初めて起動した日が5月25日、エルの誕生日でした。その時点では意味がわからなくて????って感じでしたが、後で調べてわかりました。全員分必ず見ます。

 

 

あらすじ、登場人物等は公式HPでどうぞ。決して丸投げではない。

sagaplanets.product.co.jp

 

 

 

シルヴィ√

王族であるシルヴィを好きになった庶民の央路クンが身分の壁を超える!って話が前半、10年前や央路の前の学校であったごたごたの話が後半です。ストーリー的にはそんな感じですが、実質的にはイチャイチャしてるだけです。いいぞもっとやれ。

 

●央路が前の学校を辞めた経緯
→央路は元野球部員で、10年に1人レベルのスターである投良くんの幼馴染兼バッテリーでしたが妹の千恵華のために監督と喧嘩します。捕手の央路が抜けたことで豆腐メンタルな投良くんも調子を崩し、浜南学園(央路の前いた学園)は甲子園(的なもの)を初戦敗退することになります。央路は他の部員や監督等に責められ野球部を辞め、さらには学園を退学します。説明終わり。

 

●央路の10年前の話

10年前に浜松湖ほとりで町内会のキャンプ会があり、地元住民だった央路・理亜・千恵華・投良(+絢華)と来日していたシルヴィは一緒に遊んでいました(千恵華・投良とシルヴィは面識ないっぽい)。特に央路・理亜・シルヴィは仲が良く、またシルヴィは央路(=イチ)に恋心を抱いてました。

 

ヒロインズの中でシルヴィは純真というか、何をしても受け入れてくれる性格なので甘えたい放題です。看病イベントとかHシーンとかまさにその象徴です。バブみに飢えている現代の若者には必要不可欠な要素です。あとシルヴィの声すごく好き。語尾に「~だわ」って言うのめちゃくちゃ好き。

 

ちなみに、途中で選択肢を頑張るとミナちゃんとエッチできます。"はつゆきさくら"の綾ルートのように完全に分岐するわけではなく、ただエッチして終わりですが、ミナちゃんが好きな人にはたまらないイベントです。ミナも相当な人気があるでしょうし、我々の期待を裏切らないサガプラのサービス精神に感謝しましょう。FDである金恋GTにも期待です。

 

 

玲奈√

シルヴィルートでは微妙に流された投良くんとの話です。個人的に投良くんは結構好きなキャラなのでそんな投良くんとの友情の話は非常に良いものでしたが、このルートの主たる要因はそこではありません。

はい、これ

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玲奈に甘えたい!ってのが全てです。

転校してきたばかりの頃の央路は前の学校でのトラウマを引きずっていて、久しぶりに投良くんと会って辛くなってしまいますが、玲奈はそんな央路を慰めてくれます。央路はそんな玲奈の優しさにあてられ泣いてしまうわけですが、このシーンがマジで神。このよしよしイベントを通じて央路は玲奈のことが好きになるわけですが、僕も好きになりました。こんなん好きになって当然です。

このゲームのこのルートに限った話ではありませんが、ED後エピで結婚後の話やるのは卑怯だと思うんですよね。今まで何度かそういうルートを見てきましたが、絶対うるっと来てます。素晴らしいのでもっと流行って。

 

ちなみにシルヴィルートのように、このルートでは絢華を含め3Pできます。できますというか強制です。しかもそれが1つ目のHシーンです。しかも絢華は.... 最初は何事かと思いました。

 

 

エル√

シルヴィルートでもちらっと出ますが、エルとシルヴィの関係についての話です。二人は実の姉妹(エルが姉)ですが、シルヴィは訳あってシスア家に養子に取られ、エルは騎士としてシルヴィを護っています。シルヴィはエルに自分のやりたいことをやって欲しいと願いますが....というお話。

 

エルは乙女な面と騎士らしくカッコいい面があってすごく好きです。このゲームだと理亜の次に好きかもしれない。特にED前とED後のCGが素晴らしい。エルとシルヴィの仲の良さを色々考えると色々捗ります。色々。

ちなみに、エルルートの3P枠はまさかのシルヴィです。完全に国家反逆罪でしょとか無粋なツッコミはさておき、この二人のカップリングはありですねぇ~。いいですねぇ~。

 

 

茜√

次は理亜・・・・と思いきや、茜ちゃんです。攻略ヒロインの中で唯一金髪でないヒロインですが、サブヒロイン的な立ち位置です。

茜ちゃんは陸上部員ですが、短距離走で全国優勝した程の実力者です。半年前に怪我をして、央路が学園に来たのは復帰したばかりの頃です。そんな茜ちゃんの専属マネージャーになって二人で頑張る、というのが大まかなお話です。

 

他のルートでもそうですが、茜ちゃんは一言で言って天使です。ゲーム序盤の央路がシルヴィや玲奈以外から疎まれていた頃から隔たりなく接してきてくれる天使です。
さらにこのルートをやることで判明しますが、茜ちゃんは結構独占欲が強いタイプの子です。ゲーム中では特に触れられることがなかったですが、茜ちゃんはヤンデレの素質があります。僕にはわかります。

あとオートモードにする等の動作をするとヒロインたちのボイスが流れるのですが、オートモードにしたとき茜ちゃんver.がめっちゃ好きです。ホンマええ子や...

それから、

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この娘、やたらとエロいです。何故かはわかりません。とにかくエロいです。

 

 

 

理亜√

ここまで、4人のルートを終えるとタイトル画面に"GOLDEN TIME"という項目が追加され、理亜ルートに進めるようになります。はつゆきさくらのGraduationみたいな感じですね。こういう演出好き。

で、理亜ルートはグランドルート的な立ち位置なだけあって結構衝撃的です。万が一ここまで読んでいただいている未プレイの方で、買おうかなと思っているのであればこのルートのネタバレは飛ばすことをオススメします。絶対自分でやった方が良いです。

 

 

 

 

 

読み進めてくれた方のために、このゲーム一番のネタバレをすると、理亜は難病かつ不治の病にかかっています。
今思えばゲーム中、他ルート含めありとあらゆるところでその伏線がありました。10年前の理亜の立ち絵が出ないこととか、理亜が特例とはいえ授業でなくても卒業できる見込みがあることとか(羨ましい)、挙げたらきりがありませんが、とにかくそういうことです。

クリスマスの日に理亜はシルヴィと音楽で共演するという約束を果たし、生涯を終えようとしますが、央路に生きる理由とゴールデンタイムには終わりだけでなく始まりがあることを教えられ、生き続けることを決めます。そうしてさらに1年人生を全うし、世界は常に金色であることを知り、亡くなります。
というのが超おおまかな流れです。細かいところまで説明しきれないというか、僕には上手い文章が書けなかったので勘弁してください。

 

 

で、で、理亜ルートを終えてからもう一度シルヴィルートを見るとED後に追加イベントが発生します。一通り終わらせてもシルヴィと理亜のCGに1枚ずつ未回収のものがあったので何かあるのはわかっていましたが、やり方がどーーーーーしてもわからなかったので攻略を見ました。攻略は思わぬネタバレがあるのであまり使いたくないのですが致し方なし。その追加イベというのがこれ。

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理亜ルートの最後の最後、理亜がシルヴィに央路と結婚して子供を産んで"マリア"と名付けてほしいと頼むのですが、その話です。シルヴィルートのその後という意味合いもありますね。

 

 

で、で、で、さらに追加イベントを見た後タイトル画面からEXTRAを選択するともう一枚の理亜CGが回収できます。それがこれ。

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会話等は一切なく、今まで集めた理亜のCGを回想して最後にこのcgが出ます。なのでこれがどういったものなのかは語られません。理亜が生きた最後の1年の間にあった出来事なのか、もしくは理亜の夢なのか。

 

 

 

 

 

まとめ

このブログの各ヒロインの項目は基本的にそのキャラの攻略が終わった直後に書いているわけで、今この"まとめ"の文章を書いているのは理亜ルートを終わらせた直後です。もう理亜のことしか頭に残ってません。そのくらい理亜ルートが大きいゲームです。

正直な話、買った時点でこの「金色ラブリッチェ」というゲームはゆずソフト的なヒロインとイチャイチャするだけのゲームだと思ってました。さらに言うと茜ちゃんルートを終えた時点まではそう思っていました。だからこそ理亜ルートは僕にとって衝撃的でした。

しかし、それ以上にとてもいいゲームでありました。ゲーム中、特に理亜ルートでは何度も泣きそうになりましたし、実際EDと最後の回想では泣きました。つか今も心がなんかなんかしてます。

 

まだまだエロゲプレイ経験の少ない僕ですが、このゲームは既プレイゲームの中で1番か2番目に挙げるレベルで好きになりました(いろセカと悩むところ)。さらに言うと理亜が真紅に次いで好きなヒロインになりました。やった順番次第では評価変わってたかもしれんね。そういや理亜と真紅って結構共通点多いような...?

 

まとめなのに理亜のことばっかり挙げてますが、このゲームは決して理亜が全てというわけではありません。他のヒロインもとても良いですし、文章も読みやすい&面白いです。
僕はエロゲをやっていて、ルート終了後にヒロインロスを起こすことがあるのですが、金恋では何度も経験しました。ヒロインロスっていうのは僕が勝手に名付けた現象で、ペットロスみたいなもんです。そういう感覚が好きな人にもお勧めです。

 

 

 

 

 

 

このゲーム、サガプラにしては珍しくFDが出ています。共通ルートをやってる時点で買わなくてはと思いたち、既に購入しました。というわけで、次の記事はこのゲームのFD、「金色ラブリッチェ -GOLDEN TIME-」になります。よろしければその記事もよろしくお願いします。