2012年にゆずソフトから発売されたゲーム「DRACU-RIOT!」の感想です。
※ネタバレします。未プレイの方は注意。
去年のはじめ頃からエロゲを(ちゃんと)やるようになったのですが、その前からOP/ED曲等で知っていた作品もそこそこありました。その中でも特にやってみたいなと思っていた作品が3つあり、ずばりこれと星メモ,いろセカです。
僕の印象としてはそれくらい有名なエロゲです。エロゲやらない人でもこういうシーンを見たことある人多いんじゃないですかね。中々印象的。
自分語りが長くなりましたがここからが本編です。
今回は吸血鬼がテーマになってます。吸血鬼というと最近なんかアニメやってましたね。
ちなみに僕はエリー派。
公式サイト→DRACU-RIOT! ドラクリオット!
メイン4人についてはプレイ順に書いてきます。
莉音√
家事万能型超純情後輩キャラ。でも最終的にその純情は・・・
あらすじ:吸血鬼喰いの異名を持つライカンスロープという存在がいるのですが、佑斗と莉音がそのライカンスロープであることが判明します。それ故、二人はライカンスロープのチート性能を狙う反社会的組織に狙われます。という話。
二人がライカンスロープになった経緯や実はあの人が黒幕...等の真実が判明します。
とりあえずこのルートの感想は、莉音がひたすら可愛かった。莉音は根っからの純情な後輩キャラで、よくいると言えばよくいるキャラなんですが、何というか幸せにしてあげたくなる気持ちになりました。主人公の佑斗がイケメンだったのもgood。
ストーリーそのものもそこそこ面白くて良かったです。ただイチャイチャするだけ、というわけでもなく段々真相が明らかになっていく感じが良かったです。ただまあ他3人に比べると若干ストーリーは弱いかな。最初にやったからプレイ中は特にそう感じませんでしたが。
エリナ√
銀髪×ロシア娘。見た目といい中の人いい、どこかピャーとか言ってたなんとか桜に似てます。でも中身はガチの処女ビッチ。下ネタが結構グイグイ来てて笑いました。
エリナはロシア出身の吸血鬼の血を吸血する特殊な吸血鬼です。ロシアにいた頃は研究所にいましたが、小夜が研究所を潰したことで海上都市にで暮らすようになりました。
吸血鬼の軍事利用を企むロシアはライカンスロープである佑斗に目をつけ、二人はロシアから追われることになります。という話。意味がわからない?そう思った人は是非プレイしてください。
個別ルートは5章〜8章なんですが、5章〜7章はイチャイチャするだけ、8章がロシアうんぬんの話です。
で、8章はそれまでのほんわかした感じは何だったんだと思うレベルで超展開になってきます。8章を夜0時くらいに始めたら寝るのが5時過ぎになりました。
個人的に市長の小夜様が結構好きで、このルートではかなり出てくる&活躍するので嬉しかったです。
梓√
エリナが某王女様なら梓は某風紀委員ですね。まあ一部違うところがあるような気もしますが、どことは言いません。というか桜は王女様ではないんですけど。名前言っちゃったよ
梓ルートは露骨にテキストの色が違ってて、おそらくは他のルートとは別な方が書いているんじゃないかと感じました。3番目にやったのもあってそういう違和感を結構感じてました。まあどうでもいいね。
吸血鬼と人間の共存がテーマのお話です。対等な立場を目指すのか片方がもう一方を支配するのか、どのようにその社会を作るのか、といったことが主題です。
強行的な手段を取る吸血鬼側と人間側、平和的な手段を取ろうとする主人公達みたいな対比が描かれています。
エリナルートに続き中々面白いシナリオでした。面白くなるまでやや時間がかかるものの、特に8章に入ってからの展開は熱くまた感動的でした。
そして梓が可愛い。決して僕はロリコン等では無いわけですが。
美羽√
政府の吸血鬼を排除したがる人達Vs海上都市!的な話です。まあ戦うというよりは政府の攻撃をなんとかして回避する、という感じですが。
パッケージヒロインだし美羽は最後にやろう!といういつもの考えで最後にプレイしたのですが、その考えは正しかったです。なんと言うか、他のルートをやった上でプレイすると色々な人の心情を考えさせられる気がしました。他3人のルートも本当に良いのですが、僕としては特にこのルートが好きです。
そして美羽の魅力も大変素晴らしい。可愛いのはもはや当たり前として、本人が目指しているだけあって"いい女"だなあ、と思いました。本人は痛い女を自称してましたが、とんでもない。美羽は最高だぜ!
数多のエロゲヒロインの中でも結構突出したポテンシャルというか実力の持ち主なのでは…と思ってます。いや本当に。
ちなみにこのゲームで一番好きなCGはこれ↓
このCGめちゃくちゃ好きです。むしろこのCGがあるからこそ、このゲームを買ったと言っても過言ではありません。とにかく何が言いたいかというと、このCGが好き。
サブヒロインはその名前を出すこと自体がネタバレになってしまうので、ネタバレNGな人は飛ばして下さい。めんどくさいから白字とかはしません。
というわけでサブヒロインの感想↓
ニコラ√
実はニコラは女の子です。知ってた。他のルートで結構女の子アピールがあったので流石にわかってました。しかし胸が大きくなったり小さくなったりする原理は不明。どうでもいいですが、ニコラルートに入る選択肢がわからなくて物凄く手こずりました。
ストーリーはニコラの祖先かつ当主的な人がニコラを海上都市から連れ帰ろうとするけど説得して阻止する、的なものです。正直超短いです。
気づいたんですが、ゆずソフトの作品には必ず金髪のヒロインがいませんか?ニコラといいシャーリィといい以下略。まあ金髪は人気あるからね。仕方ないね。というか髪おろしたニコラは完全に七海です。まあニコラの方が先なんですが。
総括
ストーリーに関して
天色のシナリオも好きなんですが、ドラクリのストーリーはもっと好きです。このゲームの題材は吸血鬼と人間の共存にあって、プレイしてて漫画の「亜人」を思い出しました。
ゆずファンの中でもこの作品は特に評価が高いと知っていたのですが、その理由はよくわかりました。
キャラに関して
皆可愛い。こいついつもそれ言ってんな。
ただ、誰でも見ることができるブログということで、基本的にヒロインに関して否定的なことは書かないようにしています。実際はちょっと微妙だな、と思ってるヒロインも実はいたりします。
が、このゲームに関しては本当に優劣がつけれないです。なんとなく挙げると最後にやった美羽が一番好きなような気もしてきますが他のヒロインのルートを思い出すとやっぱりそうとも言えないような…… これは僕が優柔不断なのではなく、皆可愛いのです。仕方ない。
その他
このゲームのOP"Scarlet"は榊原ゆいさんの名前を挙げるならセットで出してもいい、そんなレベルの超名曲です。挿入歌としてもっと使われても良かったと思う。
そしてED曲も今回初めて聞いたのですが、凄い好きです。なんかオシャレというか、クセになります。
今月末から帰省やら引っ越しやらでしばらく忙しくなるので、次の記事は早くて4月になると思います。次にプレイ予定のゲーム自体は持っているので時間ができ次第やっていきます。