Eゲ

にわかによるギャルゲー(基本エロゲ)の感想

いろとりどりのヒカリ 感想 (鏡√)

真紅や鈴さんって他のルートではあんま出てこないんですが、このルートではまあまあ出てきました。というか真紅は結構出てきたか。

 

ホントこのゲームは男キャラ含め好きな登場人物が多すぎて困る。

 

 

 

あらすじ

学園に入学した鏡は続いて部活をやりたいと言い出します。悠馬と共に訪れた"あきはばら"で刺激され、ゲームを自分達で作りたいと考えたのでした。

部活設立にあたって、とりあえずゲームを1本作って学園を認めさせようということになります。悠馬はシナリオ担当になり、何を書けばいいか悩みます。そんな時、夢の中で真紅に出会います(悠馬は真紅のことを覚えていない)。

そして大人のいない世界で"せんせい"が子供たちの願いを叶える、という話を思いつきます。要は現実の風津ヶ浜のセカイを描きます。

 

無事ゲームは完成しますが、時間が足りずに学園をサボって作業したために部活動として認められませんでした。が、鏡はひとつのことを皆で為せたことに満足します。

その日の夜、悠馬は再び真紅に夢の中で出会います。真紅もゲームが完成されたことに満足し、ピンチになったら名前を呼べば1度だけ助けると言って消えてしまいます。

 

1週間後、鈴とバイトから帰ると鏡の兄の敷島蓮也が奇襲をかけてきます。人を封じ籠める不思議な道具で鈴や寮の皆が閉じ込められてしまい、悠馬は一人逃げます。しかしバイト先で深手を負っていた悠馬は逃げ切れず、追いついた蓮也に切り刻まれます。

首を斬られる直前、悠馬は真紅に助けを求めます。その際に蓮也の過去を見ます。

 

蓮也や鏡の住む敷島家の屋敷は祖母の苺が支配しており、幼少期から酷な日々を過ごします。敷島家はその式の特性上、暗殺を生業として生きてきました。蓮也と鏡は苺からその教育をスパルタ的に施されていましたが、蓮也は鏡を守っていました。

苺はかなりイカれた人物で、蓮也の目を潰して蓮也の目が見るものを自身に同期させたり、教育といって鏡を危険な目に合わせて楽しんでいました。

そんな日々に心身ともに衰弱していた蓮也は白と出会い、恋をします。子供もできて幸せになれるかと希望を抱きますが白がこの世界からいなくなった(いろセカ:加奈√参照)ことを知り絶望します。

その後、蓮也は鏡を守るために鏡を屋敷の外へ逃します。しかし、鏡は式を使えたという報告書を送った(いろセカ:鏡√参照)がために再び苺の標的となります。更に今度は鏡を支える悠馬にも目をつけます。

 

蓮也の過去を知った悠馬は最後の魔法で蓮也の目を治し、苺の支配を解きます。そして封じられた鏡を解放します。鏡は式を使い、白の居場所を蓮也に教えます。

蓮也は商人の町で白と再会し蓮を含め3人で暮らしていきます。

 

悠馬は鈴と協力して苺を無力化します。ED後、悠馬は既に覚えていない真紅の為に鏡にお願いして式を飛ばしてもらいます。今はもう自分と共にいない真紅のことを式に任せ、自分はずっと鏡と共に過ごしていくことを願います。

 

 

 

 

感想

結論から言って、素晴らしかったです。今のとこ、いろヒカでは一番好きです。前半、ゲーム制作の時点で中々に面白いなーと思ってましたが、後半はそれを超える内容でした。もはやこれが鏡√の本編だと言っても過言ではないと思います。 

 

いろセカでは結局どうなったのかわからなかった蓮也のことが判明するのはこのルートだけです。ヒロインズ含め、重い過去や事情を抱えた人物が多いですが、蓮也は特に重かった。僕の拙い文章力ではとても表現しきれませんが蓮也はマジで可哀そうに思いました。つか蓮也は本当カッコいいキャラだと思います。全部苺ちゃんとかいうヤベー奴が悪い。

その苺ちゃんをやっつけるシーンはカットされてたので、あっけないな、と思いました。が、このルート結構文量があってそれをやってるととんでもなく長くなりそう、ということを考えたのでしょう。まあ細かいことはイイんだよ。

 

加奈√で白と蓮には幸せになって欲しいと書きましたが、その幸せとはまさにこのルートなのではないでしょうか。

真紅を選ばなかった場合の真紅の心情も一つのテーマになっており、様々な観点からして理解できることが多い、重要なルートに感じました。

2周目をやって気づきましたが、ED後で悠馬がどうのこうの言ってたり鏡に式を飛ばしてもらったりしてたのは真紅ルートの伏線になっていたんですね。1周目はちんぷんかんぷんでしたがやり直すことで意味がわかりました。

 

 

 

 

次はつかさ√やります。