Eゲ

にわかによるギャルゲー(基本エロゲ)の感想

いろとりどりのヒカリ 感想 (加奈√)

個別ルート第一弾はいろセカと同じく加奈です。というか同じ順番でやろうと思います。

 

 ネタバレ注意

 

あらすじ

「いろとりどりのセカイ」では加奈と一緒にキレイなものを見に行く旅へ出かけました。その旅から帰ってきた所から始まります。

 

時雨や鈴が不在の寮に戻り、悠馬達は再び生活を始めます。夕飯の場で澪が寂しそうにしていたと聞いたり鏡に薬をもられたりして悠馬は加奈澪と3人でピーする夢を見ます。

罪悪感に苛まれていると時雨が戻ってきます。消えてしまった白の本が見つかったということで取りに行く旅へ発つために戻ってきたと聞きます。悠馬は加奈や蓮と一緒にその旅へ付いていきます。

 

白の本があるというセカイに着くとそこには白銀の景色が広がっていました。雪が降りしきる所で、かつて生きていた人間は皆絶えてしまったセカイでした。

式に導かれて図書館へ行くと、かつて人間に作られたロボット達が本を読んでいました。彼らは人間の心を理解するよう司令されており、そのために本を読んでいました。

白の本を返してもらう条件として、彼らの燃料である花を要求されます。花といっても、その図書館を埋め尽くすほどの花を要求されます。

その解決策として、近い世界に枯れた植物を蘇らせる"宝"があると聞きます。このセカイの中心には枯れた大きな桜の木があり、その木を復活させればたくさんの花も蘇らせることができると聞き、その宝を手に入れるべく再び旅立ちます。

 

あゆむが解体されそうになる等の困難を乗り越え、なんとか宝のあるセカイに着きます。そこは無数のタンポポが咲くセカイです。

宝は太陽の花という名で、探すのに苦労しますがあゆむのおかげで見つけます。太陽の花を持って冬の世界に戻り、図書館に住むロボットに渡します。

ロボットは太陽の花を白の本で押し花にします。何も起きず不安になっていると半透明の白が現れます。最初に図書館を訪れた際、実は加奈はズッコケて白の本を読んでいました。つまり太陽の花を取りに行く旅の間、白は加奈に取り憑いて蓮のことを見ていました。

旅の間、強く生きようとする蓮の姿を見て白は安心します。白は蓮が一人でも大丈夫か確かめるという願いを叶えるために本として古書店を抜け出してきていました。その願いが叶い、白は消えていきます。

蓮は安心させるために、一人でも大丈夫だと言いますが、太陽の花の効能で蘇った桜の大樹の力で蓮が心の中で思うことも伝わってしまいます。本当は白と一緒にいたいと思うのがバレてしまう蓮ですが、最後は白が大好きだと口でも心でも言い、それを聞いた白は笑顔で消えていきます。

 

風津ヶ浜に戻った後、悠馬は時雨に頼んで加奈の母親の本を探します。本は無事見つかり、加奈はお母さんと再会し別れます。

しばらくは落ち込む加奈でしたが、数日後には学校でメガホン越しに悠馬と結婚することを報告する程元気を取り戻します。悠馬もそれに応えます。澪に祝福され、加奈と子供を一生守っていくことを決意します。

 

 

 

 

 

感想

序盤のおふざけ感というかFDっぽいシナリオは一体何だったのか。凄い感動しました。いろセカの加奈√より好きかも。

 

 

白と蓮の話はダメだって。泣いちゃうもん。加奈√と言いつつ、60%くらいは白と蓮の話でした。

二人を見てると幸せになって欲しいと思います。加奈√ではストーリー上仕方ないにしても、他のルートでは幸せになって欲しいものです。

 

そういえばいろセカの人気投票で、真紅が1番なのはまあ当然として、2番は蓮です。ホントこの国大丈夫か…?

そのためもあってか、蓮ファン向けのサービスが多かったように思いました。CGも蓮が写るのが多かったですし、蓮に萌えるシーンが多々ありました。

いろとりどりシリーズは攻略キャラ以外のファンに考慮した配慮がよく見られてとてもいいと思います。

 

 

後半、というか終盤の加奈の話も感動的でした。いろセカではメガネを通してお母さんと綺麗なものを見る、って終わり方でホントにそれで乗り越えられるのか?という感じが無きにしもあらずでしたが、こっちのシナリオでちゃんと補完されたように思います。

お母さんとの別れを受け入れて悠馬と二人(三人?)で生きていく、っていう展開は自分的にしっくり来ました。

 

 

 

次は澪√やります。