あらすじ
澪が音津ヶ浜から帰ってきて1週間経った日から始まります。戻ってきた澪にどこか違和感を覚えていた悠馬は尋ねに行こうとすると澪の部屋の前に神埼とおるがいるのを見つけます。
かつての神埼とおるとは異なる様子で、悠馬はその事情を聞きます。
神埼とおるはいろセカでもあった通り小学校で辛い日々を過ごしていました。そんな彼女に味方してくれる澪が標的にされる計画を聞き、自分達を守るために本を手に入れます。その代償として心の支配権を要求されます。そうして魔法を手に入れたとおるはやがて本の中の人物に乗っ取られ、自我を失いました。
本を破壊した今、とおるは自我を取り戻しました。償いとして収容所で数年働き、その任期を終えて澪に謝りに来ていました。"あたし"と"私"の事情を伝え、二人で澪に違和感を尋ねに行きます。
澪が音津ヶ浜にいる間、何度か"私"の澪と入れ替わって両親と生活していました。澪は両親に違和感を持たせないようにするために"私"の澪として振る舞っていました。その癖が残っていたために悠馬は違和感を感じたのでした。
会話をする内、澪の輪郭が濃くなったことに気づき、悠馬は澪の感情起伏が鍵だと考えます。
その後しばらく3人で日々を過ごす内、テレビにとおるの母親が映っているのを見つけます。お母さんは行方不明になったとおるを探し続けていました。
とおるが母親の元へ帰って寮を去り、二人になった後も様々な方法で澪の半透明を治そうとしますが、あと一歩の所で進まなくなってしまいます。そのことに焦っているととおるが再び寮を訪ねてきます。
とおるは加奈達を探し出し、彼女たちの"今"を調べていました。その結果を澪に伝えてくれます。その報告のおかげで半透明も完全に治ります。
ED後、加奈達が寮を訪ねてきます。かつてのような賑やかさに喜ぶ中、悠馬は澪にプロポーズし、キスします。
感想
澪√ですが、異様に神埼とおるの話が多かったです。人によって神埼とおるの評価が違って、このルートの感想も違ってくると思います。僕としては、遠回しに言っていろセカの澪√程好きになれませんでした。
いろセカで散々やらかしてた神埼とおるは本に操られていたわけですが、そうだとしてもあまり好きになれなかったです。シナリオ上でもそのことは触れていて、罪を償うということの難しさがテーマになっていました。
が、それにしても神埼とおるをこんなに出す必要あったんでしょうかね。僕としてはもっとちゃんみおとイチャイチャするのを期待してたので。澪とのイチャイチャはいろセカの方が楽しめたかな。
でも別に全く悪いとは思いません。いろセカの澪√で未解決に残った問題を解決しましたし、肝試しでビビってた澪はめっちゃ可愛かった(ここ重要)。
つか僕ちょっと勘違いしていたんですが、いろセカのラストで澪は風津ヶ浜に帰って来れたんですね。ただその度合いが中途半端だっただけで。いろセカの感想で書いたのは微妙に間違ってました。恥ずかし。
次は鏡√やります。