Eゲ

にわかによるギャルゲー(基本エロゲ)の感想

DRACU-RIOT! 感想

2012年にゆずソフトから発売されたゲーム「DRACU-RIOT!」の感想です。

※ネタバレします。未プレイの方は注意。

 

去年のはじめ頃からエロゲを(ちゃんと)やるようになったのですが、その前からOP/ED曲等で知っていた作品もそこそこありました。その中でも特にやってみたいなと思っていた作品が3つあり、ずばりこれと星メモ,いろセカです。

僕の印象としてはそれくらい有名なエロゲです。エロゲやらない人でもこういうシーンを見たことある人多いんじゃないですかね。中々印象的。

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自分語りが長くなりましたがここからが本編です。

今回は吸血鬼がテーマになってます。吸血鬼というと最近なんかアニメやってましたね。
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ちなみに僕はエリー派。

 

公式サイト→DRACU-RIOT! ドラクリオット!

 

 

 

メイン4人についてはプレイ順に書いてきます。

 

莉音√

家事万能型超純情後輩キャラ。でも最終的にその純情は・・・

 

あらすじ:吸血鬼喰いの異名を持つライカンスロープという存在がいるのですが、佑斗と莉音がそのライカンスロープであることが判明します。それ故、二人はライカンスロープのチート性能を狙う反社会的組織に狙われます。という話。
二人がライカンスロープになった経緯や実はあの人が黒幕...等の真実が判明します。

 

とりあえずこのルートの感想は、莉音がひたすら可愛かった。莉音は根っからの純情な後輩キャラで、よくいると言えばよくいるキャラなんですが、何というか幸せにしてあげたくなる気持ちになりました。主人公の佑斗がイケメンだったのもgood。

ストーリーそのものもそこそこ面白くて良かったです。ただイチャイチャするだけ、というわけでもなく段々真相が明らかになっていく感じが良かったです。ただまあ他3人に比べると若干ストーリーは弱いかな。最初にやったからプレイ中は特にそう感じませんでしたが。

 

エリナ√

銀髪×ロシア娘。見た目といい中の人いい、どこかピャーとか言ってたなんとか桜に似てます。でも中身はガチの処女ビッチ。下ネタが結構グイグイ来てて笑いました。

 

エリナはロシア出身の吸血鬼の血を吸血する特殊な吸血鬼です。ロシアにいた頃は研究所にいましたが、小夜が研究所を潰したことで海上都市にで暮らすようになりました。

吸血鬼の軍事利用を企むロシアはライカンスロープである佑斗に目をつけ、二人はロシアから追われることになります。という話。意味がわからない?そう思った人は是非プレイしてください。

 

個別ルートは5章〜8章なんですが、5章〜7章はイチャイチャするだけ、8章がロシアうんぬんの話です。

で、8章はそれまでのほんわかした感じは何だったんだと思うレベルで超展開になってきます。8章を夜0時くらいに始めたら寝るのが5時過ぎになりました。

個人的に市長の小夜様が結構好きで、このルートではかなり出てくる&活躍するので嬉しかったです。

 

梓√

エリナが某王女様なら梓は某風紀委員ですね。まあ一部違うところがあるような気もしますが、どことは言いません。というか桜は王女様ではないんですけど。名前言っちゃったよ

梓ルートは露骨にテキストの色が違ってて、おそらくは他のルートとは別な方が書いているんじゃないかと感じました。3番目にやったのもあってそういう違和感を結構感じてました。まあどうでもいいね。

 

吸血鬼と人間の共存がテーマのお話です。対等な立場を目指すのか片方がもう一方を支配するのか、どのようにその社会を作るのか、といったことが主題です。

強行的な手段を取る吸血鬼側と人間側、平和的な手段を取ろうとする主人公達みたいな対比が描かれています。

 

エリナルートに続き中々面白いシナリオでした。面白くなるまでやや時間がかかるものの、特に8章に入ってからの展開は熱くまた感動的でした。

そして梓が可愛い。決して僕はロリコン等では無いわけですが。

 

 

美羽√

政府の吸血鬼を排除したがる人達Vs海上都市!的な話です。まあ戦うというよりは政府の攻撃をなんとかして回避する、という感じですが。

 

パッケージヒロインだし美羽は最後にやろう!といういつもの考えで最後にプレイしたのですが、その考えは正しかったです。なんと言うか、他のルートをやった上でプレイすると色々な人の心情を考えさせられる気がしました。他3人のルートも本当に良いのですが、僕としては特にこのルートが好きです。

そして美羽の魅力も大変素晴らしい。可愛いのはもはや当たり前として、本人が目指しているだけあって"いい女"だなあ、と思いました。本人は痛い女を自称してましたが、とんでもない。美羽は最高だぜ!

数多のエロゲヒロインの中でも結構突出したポテンシャルというか実力の持ち主なのでは…と思ってます。いや本当に。

ちなみにこのゲームで一番好きなCGはこれ↓

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このCGめちゃくちゃ好きです。むしろこのCGがあるからこそ、このゲームを買ったと言っても過言ではありません。とにかく何が言いたいかというと、このCGが好き。

 

 

サブヒロインはその名前を出すこと自体がネタバレになってしまうので、ネタバレNGな人は飛ばして下さい。めんどくさいから白字とかはしません。

というわけでサブヒロインの感想↓

 

 

 

 

ニコラ√

実はニコラは女の子です。知ってた。他のルートで結構女の子アピールがあったので流石にわかってました。しかし胸が大きくなったり小さくなったりする原理は不明。どうでもいいですが、ニコラルートに入る選択肢がわからなくて物凄く手こずりました。

ストーリーはニコラの祖先かつ当主的な人がニコラを海上都市から連れ帰ろうとするけど説得して阻止する、的なものです。正直超短いです。

気づいたんですが、ゆずソフトの作品には必ず金髪のヒロインがいませんか?ニコラといいシャーリィといい以下略。まあ金髪は人気あるからね。仕方ないね。というか髪おろしたニコラは完全に七海です。まあニコラの方が先なんですが。

 

 

 

総括

ストーリーに関して

天色のシナリオも好きなんですが、ドラクリのストーリーはもっと好きです。このゲームの題材は吸血鬼と人間の共存にあって、プレイしてて漫画の「亜人」を思い出しました。

ゆずファンの中でもこの作品は特に評価が高いと知っていたのですが、その理由はよくわかりました。

 

キャラに関して

皆可愛い。こいついつもそれ言ってんな。

ただ、誰でも見ることができるブログということで、基本的にヒロインに関して否定的なことは書かないようにしています。実際はちょっと微妙だな、と思ってるヒロインも実はいたりします。

が、このゲームに関しては本当に優劣がつけれないです。なんとなく挙げると最後にやった美羽が一番好きなような気もしてきますが他のヒロインのルートを思い出すとやっぱりそうとも言えないような…… これは僕が優柔不断なのではなく、皆可愛いのです。仕方ない。

 

その他

このゲームのOP"Scarlet"は榊原ゆいさんの名前を挙げるならセットで出してもいい、そんなレベルの超名曲です。挿入歌としてもっと使われても良かったと思う。

そしてED曲も今回初めて聞いたのですが、凄い好きです。なんかオシャレというか、クセになります。

 

 

 

今月末から帰省やら引っ越しやらでしばらく忙しくなるので、次の記事は早くて4月になると思います。次にプレイ予定のゲーム自体は持っているので時間ができ次第やっていきます。

 

天色*アイルノーツ 感想

2013年に発売されたゆずソフトの「天色*アイルノーツ」の感想記事です。"てんしょく"ではなく、"あまいろ"と読むらしいです。

 

公式サイト→天色*アイルノーツ

 

この作品は主人公が教師として学校に転入(?)するというちょっと珍しいパターンのエロゲです。少なくともエロゲにわかな僕にとっては初めてです。

ということはつまり、攻略ヒロインは皆年下です。ティアはよくわかりませんが、他は間違いなく年下です。年上にハマってるとか言ってた僕ですが、果たしてこのゲームはどうなのか… 最後まで読んで頂ければわかります。

 

プレイ順は真咲→夕音→ティア→愛莉→木乃香→シャーリィです。ティアと木乃香はサブヒロインで、1周目は入れませんでした。

このゲーム、選択肢の一つに好みの胸の大きさがあるのですが、どのヒロインがどの位置づけなのか、見た目では何とも言えないところがあるので少し悩みました。どうとは言わないけど間違いないのは真咲と愛莉ですね。どうとは言わないけど。

 

 

真咲√

真咲の父親である親父殿のの入院をきっかけにお互い好きになってしまうが教師と生徒という関係故に付き合えない、というジレンマのお話です。

ゆずソフトとは思えない、なんともシリアス感あるお話でした。ただその分完成度は非常に高く、とても良かったです。特に2回目の告白シーンはめちゃめちゃ良かったです。あれはマジで感動モノでした。

というか教師と生徒の禁断の恋、というテーマを一番扱っていたのはこのルートだった気がします。そういう意味ではこのルートを最初にやって正解だったかも。

 

 

夕音√

陸上選手を怪我とそのトラウマで辞めることになった夕音が留学継続のために再び陸上(走り高跳び)を頑張る、という話です。

このゲームを少しやればすぐにわかることですが、夕音は中々のSっ娘です。そのくせ押しには弱いというギャップがあって可愛い。3回目のHシーンは印象に残りました。たまんね。

 

愛莉√

イマイチ留学の目標が思い浮かばない愛莉が恋人という存在、やりたいことを見つけて生き方を決めていくみたいな話です。

他のルートと比べるとコメディ寄りで若干短い気がしないでもないです。シナリオ性というよりは愛莉の可愛さに萌えるのが主体と感じました。愛莉可愛いよ愛莉!

 

シャーリィ√

シャーリィのトラウマの話と透の過去の話です。透に前の学園で何があったのかってのはこのルートで判明します。

流石パッケージヒロインのルートなだけあって最高なシナリオでした。あとシャーリィの正妻感ヤバイ。流石メインヒロイン。

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こんなこと言ってるけどメインヒロイン。

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こんなこと言ってるけど多分メインヒロイン。

冗談はさておき、シナリオが素晴らしかったのは本当です。正妻感も本当です。真咲√に負けずとも劣らないくらい感動しました。

そしてCGが良すぎる。特にラスト3枚は最高でした。やっぱりシャーリィはメインヒロインだね!

 

 

ティア√

同族以外との結婚をしないエルフのしきたりにも逆らって愛を貫く!的な話です。 

ちなみにティアの眼鏡は好みで着脱可能です。共通ルートで一度外すことがあり、そこで誰だこの美女(美少女)!?ってなった人は歓喜ですね。僕は外しました。

そしてアフターがヤバ過ぎる。

 

 

木乃香

木乃香は30年(以上)前に事故に巻き込まれ、何故かタイムスリップしてきた少女でした。という話です。何故タイムスリップが起きたのかとかは特に説明ないです。うん。。

愛莉√のようにシナリオ性より木乃香を愛でるルートだと感じました。公式サイトのキャラ紹介に乗ってるCGでむっ!!!!と思ってましたが、その勘は的中。超可愛かったです。ぎゅーっていうCGが何度か出てくるのですが、その破壊力がヤバイ(語彙力)。

 

 

 

まとめ

ゆずソフトと言うとキャラ萌え成分強めでシナリオはそこまで、というのが僕の認識だったのですがこのゲームで考えを改めました。

特に真咲√は良かったです。本当にこれゆずソフトか?と思うほどシナリオの完成度が高かったです。実際このゲームはなんだかの賞に選ばれていますので、それだけ良くできているゲームということでしょう。

もちろん他のルートも良かったです。甲乙つけがたいですが、敢えて一人選ぶなら僕のお気に入りは愛莉です。髪型がちょくちょく変わるのが好き。基本ツッコミ役だけどむっつりでたまに腹黒感出てるのも好き。こんな従妹がいたら人生はさぞ楽しかったでしょう。年下の女の子っていいね。

 

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RIDDLE JOKER 感想

ゆずソフトから2018/3/30に発売されたゲーム、「RIDDLE JOKER」の感想記事です。

※いつもの如くネタバレ注意。

 

流石ゆずのゲームだけあって発売後数ヶ月は売上ランキング1位を独占し続けた、まさに2018年を代表するエロゲーです。まあもうその発売から半年以上経って2018年は終わりを迎えつつあるんですが。

和風な雰囲気の千恋万花から一転、能力者が存在する世界でのお話です。世界観がガラッと変わり、前作との繋がりがまるで感じられません。ところで駅の背景になんか見覚えある人が……?

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あらすじ→RIDDLE JOKER リドルジョーカー OFFICIAL WEBSITE|ゆずソフト

キャラクター→RIDDLE JOKER リドルジョーカー OFFICIAL WEBSITE|ゆずソフト

 

 

プレイした順にあらすじ書いてきます。

 

あやせ√

理事長には二人の娘、あやせ、そして琴里がいます。琴里は二年前に能力を暴走させたため、その処置として二年間昏睡状態にあります。理事長は琴里を救うため、暴走を抑える薬の開発に勤しんでいました。あやせは義姉の琴里のために、アストラル使い(能力者)が受け入れられる世の中を作るため尽力していたのでした。

一方で、世の中には能力反対派も存在し、あやせを襲ってきた集団はその組織の人間であったことがわかり、更には柿本香里がその残党であることが判明します。彼女は能力者を暴走させ、世間の能力への考えを悪い方へ操作しようとしていました。また、琴里を暴走させたのも彼女でした。

暁とあやせは協力して柿本香里を倒します。また彼女の暴走させる薬の研究資料を使って(茉優が)暴走を抑える薬の開発に成功します。めでたしめでたし。

 

 

羽月√

羽月は警察官の娘であり、正義感を持って生きています。しかし、時に相手に逆上されて誰かに助けてもらうことになることがあり、非力な自分は警察に向いていないのだろうと考えます。

そんな羽月は優しい上に高スペックな暁に惹かれていきます。暁も羽月を想うようになり、二人は付き合い始めます。

恋人になってから羽月はますます暁の真っ直ぐな生き方に惚れ込みます。暁は恋人の羽月には隠し事をしたくないと思いますが、仕事のことを話すわけにもいかず、人知れず葛藤します。

一方で、警察嫌いなアストラル使いの学生が警察官の娘である羽月を狙って悪さを続けます。暁は任務の一環としてその犯人を捕まえるべくいつものように研究室からデータをハッキングしますが、そこを羽月に目撃され捕まってしまいます。

羽月は暁のことを学園に報告するか悩みます。正義に従うならば報告すべきですが、そうすれば暁は学園から追放されてしまいます。

羽月が悩んでる頃、謹慎中の暁はどうせ追放されるなら最後に、と独りで犯人を懲らしめに行きます。ところが犯人の能力に苦戦し、ピンチに陥ります。

そこへ七海からある程度の事情を聞いた羽月が現れ、羽月の能力で犯人を撃退します。暁は羽月に全てを話し、仲直りします。羽月は昔父親から聞いた"情け"の話の意味を理解し、暁のことを報告しないことに決めます。

時は流れて学園卒業後、犯人云々の一件で自信を持った羽月は警察官に就職します。

 

 

千咲√

サブヒロインですが、プレイ順に書くという確固たる意志でいるのでここに書きます。

街の電車に痴漢魔が出没するようになり、学園の生徒もちらほら被害に会います。暁と七海は任務としてその犯人を捕まえることになりますが、被害にあった学生を見て犯人を許せないと思った千咲も犯人探しに参加することになります。

暁は犯人の気持ちになるという名目で千咲にセクハラするだけのシミュレーションを通して犯人を特定し、無事捕まえます。なんやかんやあって千咲と暁はお互いに惹かれて付き合い始めます。

羽月ルートに続き、またしても暁は恋人に特班のことを言えず葛藤します。しかし隆之介に相談してある程度の事情を説明する許可をもらい、千咲に仕事のことを打ち明けます。

千咲はそれを受け入れ、むしろ仕事が終わったら自分の所に帰ってきて一緒にいて欲しい、癒やしてあげたい、と言ってくれます。めでたしめでたし。

 

 

茉優√

実はあやせルートの最後でも出てきましたが琴里を助けたいと思っていたのはあやせだけではありませんでした。茉優は琴里の親友であり、留年を繰り返して学園に居続けて暴走を止める方法を研究していました。

そんな茉優を騙して特班の任務をこなす暁は罪悪感を覚えます。茉優も暁を想うようになり仲は急接近します。

ところがまた任務中に茉優にPCをハッキングしていることがバレてしまい、二人は特班のスパイと学園の研究員として取り引きすることになります。暁は茉優の立場を利用して研究所の情報等々を引き出すこと、茉優は琴里を救うためにメモリー繊維を要求します。

しかしバックに組織がついている暁と一研究者に過ぎない茉優では取引は公平に行かず、茉優が不利な状況になってしまいます。

暁は愛する恋人のため、独断で特班のことやメモリー繊維等について茉優や理事長に話します。当然隆之介からは叱られますが取引は上手く行き、特班と学園は協力することになります。

その後茉優はメモリー繊維と暁の能力を駆使して琴里を救い出す研究を成功させます。助け出された琴里と茉優の姿を見て、暁は茉優や琴里を追いかけて研究者になる、更には茉優と一緒に暮らしたいから待っていて欲しいと約束します。そして翌年、茉優と琴里の卒業式にて暁は二人を見送ります。

 

 

七海√

七海は暁と同様に隆之介に拾われて家族になった子です。隆之介に拾われる前は実の両親から散々な扱いをされていたため、家族のあり方がわからず、拾われた当初は暁や隆之介との接し方がわからずにいました。

しかし、隆之介はもちろんのこと、暁もなんだかんだ言いながら七海に優しく接し続け、七海は家族というものを理解し始めました。それと同時に暁に兄以上の感情を抱くようになりましたが自分の中に抑えていました。

が、学園に来てからというものの暁は他の女の子達(特に茉優)とイチャイチャしてばかりで七海は嫉妬を覚えます。遂には抑えきれなくなりアプローチするようになります。暁もそんな七海に異性を感じるようになり、やがて付き合い始めます。

そんな二人の知らないところで能力否定派の権力者が悪さをするようになります。その権力者は隆之介に冤罪をかけ、組織が動けなくなっている時に海外マフィアを雇い学園を襲撃する計画を立てます。

隆之介は暁や七海にまで冤罪がかけられないようにじっとするよう指令を下しますが、二人は家族や友達のいる"今"を守るために海外マフィアを撃退しようと決心します。

いくら能力を持っていても何人いるかわからないマフィアを殲滅するには二人では足りないと考え、あやせ達に事情は話せないが協力してくれないかと頼み込みます。皆は友達だからと引き受けてくれ、無事マフィアを撃退します。その後隆之介の冤罪も晴らされ、二人は"今"を守り切ります。

 

 

 

感想

ついこの間までやってたアス永遠にやたら似てるせいもあってか、ストーリーは割とすんなり入ってきました。そのおかげか展開が結構予測できて、ギャルゲを段々理解してきたきたな〜という謎の実感も湧きました。

どのヒロインも好きで中々に甲乙つけがたいのですが、特に茉優先輩はグッときました。前も言いましたが最近僕の中では年上が流行りで、茉優先輩は年上萌えのツボを確実に抑えてきてて良かったです。僕の研究室にも茉優先輩がいてくれたら、ちゃんと大学毎日行くんですがね〜。いないからね〜。

 

リドジョでのお気に入りボイスは千咲ルートの(千咲ではなく、なんならヒロインですらない)恭平のセリフで「ただウザいから時と場所を考えろって言ってるだけ」ってやつです。別に僕は男色家でもMでもないですけどね。

お気に入りのCGはこれ

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とこれ

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です。

あとこのSDも好き。

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ぶっちゃけこのゲームをやり始めてから全ルート&全アフターを終わらせこの記事を書き終えるまでに1か月以上かかってしまったので、最初の方にやったあやせルートとかはあんまり覚えてないです。純粋に忙しかったのとPCの不調で長時間プレイができなくなったせいです。

あらすじは各ルート終わるたびに書いてたので長々ありますが、感想は書いてなかったのでほとんど書けないです。ごめんちゃい。とりあえずRIDDLE WATCHはみんな可愛くて最高だったよ!

 

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アストラエアの白き永遠Finale 感想

「アストラエアの白き永遠」のFDであるFinaleの感想です。本編の感想はこちらをどうぞ。

アストラエアの白き永遠 感想 - Eゲ

 

過去作同様の各ヒロインのアフターストーリーに加えて、幸√及び葉月サイド/ひなたサイドがあります。最初は幸√固定ですがそれをクリアすると自由に選べるようになってます。プレイした順に書いていきます。

  

 

幸√

あらすじ 大まかには雪々ルートと同様ですが、雪々は陸と幸が仲良くなることを願い、姿をくらましてしまいます。陸と幸は二人暮らしを始め、夢の中で共に雪々を探す旅をします。

旅を通して雪々の考えや想いを知り、二人は雪々が犠牲にならない結末を望みます。フィムブルの冬が終わる日、二人を始めとする能力者達は雪々と絆を結び、雪々は地球で生きていけるようになります。

 

大まかには本編の雪々ルートと同じです(2回目)。違いは雪々と恋仲になるか幸と恋仲になるかというとこです。ロリコンになるかシスコンになるか。

ただ幸の場合お互い好感度が超高い状態で始まるので終始イチャイチャしてます。なんなら落葉より色々早かった。

本編で残った疑問は殆ど解明されました。陸と幸は姉弟とのことですが、本編は具体的にどう血が繋がっているのかはっきり描写されません。

幸の母親である白羽教授は陸の母親でもあったんですね。それを知ったら白羽教授に色々思うところがありました。甘えてえ……

 

どうでもいいですが、すのはら荘のお姉ちゃん等々、最近自分の中ではお姉ちゃん(実姉)が盛り上がっているのでこのルートは最高でした。

一つ不満を挙げるならこのルートが最初固定であることです。好きなものは最後にとっておく性格なので最後にじっくりやりたかったです…

 

 

 

 

コロナアフター

あらすじ コロナが無事に惑星探査から帰還し、月ヶ咲を訪れる話です。二人は宇宙開発に従事し続けるか悩んでいますが、琴里や累との再会を通じて宇宙開発に戻ることに決めます。ただし今度は陸も宇宙飛行士として、コロナと共に宇宙へ旅立つ決心をします。

 

宇宙での長旅の間に淫乱化したコロナとイチャ付くのが9割5分くらいです。まあ星メモeternalっぽいですね。

ところでコロナ√最後で言ってた姉さん女房ってのはなんだったんですかね。特に回収されませんでしたが個人的にはそれが気になってしょうがない。

 

 

りんねアフター

あらすじ 数年後、月ヶ咲でフィムブルの冬が終わったに関わらず再び積もらない雪が降ります。陸とりんね、ひなたはその調査で月ヶ咲に戻ってきます。

調査の末、幸と出会い(このルートでは幸と面識がなかったらしい)幸が積もらない雪を降らせていた張本人であることを突き止めます。雪を降らせれば陸とりんねが調査で来てくれるという考えでした。

陸とりんねは雪々を連れて再び幸の所へ家族としてまた戻ってことを約束します。

 

コロナアフターではコロナが淫乱化した積極的になっていた分、りんねアフターはただの変態な陸とそれに嬉しそうに応えるりんねという印象を持ちました。

雪々ルートや幸ルート以外ではフィムブルの冬がどのように決着をつけたのかが描かれていないのですが、ルートによって多少異なるようです。その辺どうなったかも見たかった。

 

 

琴里アフター

あらすじ  あらすじも何もイチャイチャしてるだけです。いいぞもっとやれ。

 

遂にデレたと思ったら話が終わった本編から一転、アフターでは常にデレてます。プールでは誘惑するポージングを取り、陸が彼女宣言した晩には能力を使って夜這いしに来たり、挙げ句の果てには校門前で堂々キスしたり。ツンデレだった琴里はもういない…

さっきから星メモと比較していますが、言うならば星メモeternalのこももアフター的な感じでした。まあ琴里は自分からデレたいと思うくらいデレデレになってますが。

柚子やひなた相手にも気を許しているあたり、琴里は根っからのツンデレというわけでもないんでしょうね。そういうヒロインなんすよ、というFAVORITEの意志を感じました。

 

 

一夏アフター

あらすじ   二人は勉強が苦手な一夏の息抜きに鳳島(一夏の地元)を訪れます。宇宙センターに行き、美晴に勉強のアドバイスを求めます。

一夏の性格的に、陸が一夏とずっと一緒にいる将来を確かなものにすると良いのではという美晴のアドバイスで、二人は婚約します。

 

FAVORITEはわかってる。一夏の良さをわかってる。本編の記事で僕が書いた一夏の可愛さに加え、僕が気づけていなかった一夏の魅力に気づかせてくれる。そんなアフターでした。

結婚のくだりは意味わからなすぎて笑っちゃいましたが、一夏が嬉しそうにするもんだから何も言えなくなるよね。

一夏の可愛さについてはここで書ききれないくらい語りたい事がありますがキモいのでやめておきます。友達に酒の席で語ったら酔ってたにも関わらずドン引きされました。自分でもシラフで途中まで書いててドン引きしました。

 

 

落葉アフター

あらすじ  落葉は自身の能力である共感能力、通称エロパシーのせいでゴニョゴニョ中の落葉の心中がバレバレであることに気づき禁止令を出します。

すぐに後悔して悩む落葉は葉月に背中を押され、恥ずかしくても陸とゴニョゴニョしたい!と告白します。このヒロインは幼稚園児の妹に何を諭されているんだ……

 

本編では流れ的に落葉√を最初にやりましたが、FDでは雪々の前、最後から2番目にやってみました。

FDなだけあって他のヒロインアフターもイチャついてるだけですが、この落葉アフターに至っては8割5分ニャンニャンについての話です。小鳥居さんボイスが光ってました。たまんないっす。

色々グッときたポイントはありましたが、特に唐突な名前呼びは凄く良かったです。陸という名前に改名したくなりました。俺が陸だ…!

 

 

雪々アフター

あらすじ  本編の最後からの続きで、雪々と陸は旅を一度終えて月ヶ咲に戻ってきます。二人は旅を再開するまでの間月ヶ咲に滞在します。滞在中、数年ぶりに仲間たちと再会します。再会した仲間たちと花見をした晩、陸は再び雪々に自分のルーンを分け与えるために絆を結びます。

ただし今度は誰かが犠牲になる生き方ではなく、助けてくれる幸を始めとした仲間たちを信じて永遠に一緒にいる生き方を誓います。

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雪々は可愛い。これは真理。FAVORITE恒例の聖水プレイ()はこのアフターにてありました。妖精はおしっこしないもん!!  さくら、もゆではどうなるかちょっと楽しみだったり...

結局二人の旅の終わり、人間と妖精が共に暮らす世界に辿り着くところまで行きませんでした。陸が予知夢で見た、解決のキーアイテムである"アストラエア"が何なのかも結局わからずじまい... 若干投げ出した感がありました。

以前アストラエアって何ぞや?と思って調べたところ、

アストラエア (5 Astraea) は、火星木星の間の小惑星帯にある、大型の小惑星である。 (Wikipedia)

とあったのですが、青い花のようなものと言っていたので違うものなのかな?

雪々アフターのED曲は専用曲になっており、可愛い感じの曲でした。実は結構好き。

 

 

葉月サイド

何故か黒うさうさになった陸が魔法少女になった葉月と共に正義のため戦う!という夢の話です。夢オチかい!って感じですが、おふざけ感半端なかったのでしゃーない。

流石に葉月を攻略するわけにもいかないですし、これはこれで良いもんだ。

 

ひなたサイド

ひなたは中々進展しないりんねと陸の仲を押す為に陸とイチャイチャしてりんねにヤキモチを焼かせようとしますが、自分も陸を好きになってしまいます。という話。

 

アス永遠本編ではひなたはヒロイン級の素質を持ちながらなぜ攻略できないのか、大変遺憾を覚えていました。そんな僕のようなひなたファンには堪らないシナリオです。短いながら素晴らしかったです。

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このノリで累、柚子、先生、美晴、白羽教授サイドも作ってほしかったね。

 

 

 

 

 

 

というわけで「アストラエアの白き永遠」を完遂しました。星メモ、いろセカ含めFAVORUTEの3作をプレイし終わりました。なんだか感慨深いものがあります。

「さくら、もゆ」の発売は12月らしいのでそれまでは違うメーカーのゲームをやります。3つ購入済みなのですが、全部ゆずソフトです。最初はRIDDLE JOKERをやる予定です。

アストラエアの白き永遠 感想

FAVORITEの"星空のメモリア"、"いろとりどりのセカイ"に続く三作目、「アストラエアの白き永遠」の感想です。星メモも実質(CROSSNETの付かない)FAVORITEの作品と言っていいでしょう(適当)

ネタバレありです

 

いやーホント、夏休みなのにまとまった時間が中々取れなくてエロゲをやれていなかったのですが、遂にエロゲ欲を抑えきれなくなったので寝る間も惜しんでやりました。いろセカよろしく中々の長さでした。

 

 

先に言っちゃいますが、この作品は睡眠時間を削ってまでプレイする価値のある素晴らしい作品でした。

いつもの如く拙い文章(なんなら日本語も相当怪しい)で、読んでくださる方々にこの感動が伝えられるとは全く思いませんが、僕はとても感動しました。これは間違いないです。

 

 

 

 

公式HP→

アストラエアの白き永遠

登場人物等はこちらで確認お願いします。というか以降基本的には人物の説明を省くのでやったことない人は見ておいたほうが良いかと思います。

 

 

 

順番はプレイした順です。落葉、琴里、一夏→コロナ、りんね→雪々の順でルートロックかかってます。

 

 

落葉√

赤の子。CVはみんな大好き小鳥居夕花さんです。僕も大好き。

 

大ざっぱなあらすじ

→主人公が落葉や葉月と共に暮らす内に二人を守る決心をして、橘家の一員になります。最初は家族として陸と落葉は接しますが、落葉と葉月の父親である局長とのいざこざやらでお互いの恋心を自覚します。

葉月は恋仲になった二人を気遣い、無茶をするようになります。陸と落葉は家族がどのようなものであるかを諭し、三人で新たな家族を作っていきます。

 

 

こんなまとめ方で伝わるかわからないですが、要は橘家の家族の絆の話です。どことなく星メモの千波ルートを思い出させるストーリーでした。ただ千波ルートはどっちかというと大人勢の考えが主だったのに対し、こっちは陸、落葉、葉月の当人達が主になってます。

落葉も葉月も優しすぎるが故に自分を大切にしない所があり、却って周りをドギマギさせる性格です。そこに主人公が切り込んでいく的な。

 

神にーさまが言ってた通り、一度家族ルートに入ると恋人ルートに修正するのが大変になるんですな。何だかんだでちゃんと付き合うようになるまで長かった。

ニャンニャンしてるとき、表向きはクール振っていながら心の声が能力でだだ漏れになってるのが凄く可愛かった。しかも心の声は超甘々だったのがなお可愛かった。

つか三人の写真に写ってる陸可愛すぎでしょ。一瞬誰かと思いました。この後で能力使ってるCGをよくよく見たら可愛い顔してました。りっきゅん?

 

 

琴里√

紫の子。私達のデート云々じゃないよ。

能力のせいで両親と仲違いすることになった琴里は能力を嫌っていました。またその経験から何かをしようと努力した結果、裏目に出てしまうことを恐れていました。

主人公は落葉やりんね達との関わりを通じて知った絆を琴里にも知って欲しいと考えます。結果琴里は勇気をもらって両親と復縁し、前向きに生きるようになります。

まあ要は負けず嫌いでツンデレな琴里をデレさせるストーリーです(雑)

 

 

孤独に生きてきたために生きることに希望すら持たない琴里と、同じような境遇&考えの主人公が共に成長していく話です。

ED後の卒業式、感動モノでした。なんなら自分の高校の卒業式より感動したね。というか自分の場合早く帰りたいとしか思ってなかったし…

琴里がデレるまでがとても長い。というかデレるのはホント最後の最後です。攻略されるのは超早いけどね。

というか琴里の能力って今作品中ではぶっちぎりのチート級ですよね。道具(真剣)で触れれば一定の重さ、距離ならなんでもテレポートさせられるうえにその道具自体は無条件で召喚可能とか… そのためか戦闘シーンに熱が入ってました。

 

 

 

 

一夏√

ピンクの子。いちかわいい。CVはみんな大好き桐谷華さんです(2回目)僕も大好き(2回目)

 

一夏は能力に目覚めるもそれは一時的なもので、やがて能力を失います。能力は一夏にとって陸や姉の美晴との繋がりであったため、塞ぎ込んでしまいます。陸はそんな一夏に寄り添い、能力が無くてもずっと一緒にいると伝えます。

一方で美晴とはすれ違いが続き、遂には美晴が一夏を置いて転勤してしまいます。陸と一夏は美晴を追いかけ会いに行きます。

美晴は素直になれないだけで一夏を大切に思ってました。そんな美晴の本心を知り二人は和解します。

一夏は美晴を追いかけるため、宇宙の研究者になることを決意します。陸もまた夕凪姉妹が和解する様子を見て二人に憧れ、一夏と共に宇宙の研究者になることを決意します。

 

一夏はクラスメイト的な立ち位置です。共通ルート時点でも可愛いなーと思ってましたが、個別ルートではなお一層ヤバかった。

1つに常時デレデレなのが可愛い。主人公はいまいち気づいてませんが落葉達が呆れるほどデレデレなのが丸わかりです。可愛い。

1つに嬉しいことがあるとニヤけてくねくねする癖があるのですが、これが超可愛い。えへへ〜って笑うのがヤバイっす。CVの桐谷さんの演技が輝いてます。可愛い。

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一夏が「大好き」って言ったとこはクラっときました。破壊力がパネェ…!

 

ルートそのものも良かったです。一番の理由としてはりっくんが格好良かったからです。他のルートでも悪いという訳ではないですが、このルートでは一夏や美晴のために行動してて格好良かった!はい。

 

 

コロナ√

黄色の子。二つ目の選択肢は笑った。

超超ネタバレなこと言いますが、コロナはロボットではありません。本当は超優秀な能力者で、共感能力(エムパシー)や催眠能力(ヒュプノ)を使って周りや自身にロボットだと思い込ませていました。コロナは有人火星探査の飛行士になる予定で、過酷な環境に耐えるために機械的精神を得ようとしていました。

陸はその考えを改めさせ、一人の人間として宇宙へ旅立つよう説得します。そして自分もコロナと共に宇宙センターで飛行士の特訓をし、バックアップクルーになります。

コロナは幼い頃能力に目醒めた際の暴走で家族を傷つけた過去があり、長い間家族から離れていました。また火星探査の成功例が非常に少ないことから本心では諦めていました。

しかし陸が"必ず生きて戻れるようにする"と約束してくれたことから、諦めていた気持ちを改めます。出発前に家族に挨拶し、宇宙へ旅立っていきます(ED後で帰ってくる)。

 

あらすじが長くなってしまいましたが、実際長かったように思います。でも内容は凄く良かったです。まあED後はちょっとあれだったけど。あ、ちなみにコロナの本名は最後でわかりますが「浅海ころな」です。つか最後サラッと言ってましたがコロナって陸より年上なの?マジで??

火星探査と、話が中々に大規模になって他のルートとはかけ離れた感じの話でした。が感動的でした。特にCGが差し込まれてるような所はどこも神シーンだった。

 

それから星メモネタがちょこちょこあったのが良かったです。星メモもう一回やり直したいな…

 

 

 

りんね

水色?白?の子。超超超超超超超超ネタバレなこと言いますが、りんねは陸の妹です。異母兄妹です。

陸はそのことを知りませんがりんねは幼い頃から知っていました。そのため母親を亡くしてから、陸を追い続けていました。

月ヶ咲に来てから陸は落葉と葉月という新しい家族を得ます。りんねは身を引こうとしますが雪々に背中を押されて告白します。また陸と結ばれたことで決心し、兄妹である事実を伝えます。二人は恋人として、同時に兄妹として共に生きていきます。え?短い?気のせいでしょ。

 

チョロインが多い今作品の中でも初期好感度がずば抜けて高いりんねはやっぱり陸が大好きでした。まあ知ってた。

妹モノで兄妹でなく恋人になりたいってのはよくありますが、恋人としても兄妹としてもありたいっていうのは中々面白い発想でした。

気持ち短く感じましたが、雪々√を除いた5つの中で雪々や能力のことを一番踏み込んでいたルートでした。5番目にプレイしたのでそう印象に残ったのかもしれません。

 

 

 

 

雪々√

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👮…❓

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👮❗

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👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗👮❗

 

 

公式サイトには出てきませんが、陸には白羽幸という姉がいます。

雪々は地球とは異なる滅びゆく星の最後の命であった樹と幸の想いが重なったことで生まれた命でした。子孫を残したい大樹と友達が欲しかった幸は火星から持ち帰った星の欠片により出会い、幸とエネルギーを共有する形で雪々が生まれます。しかし元々病弱だった幸は耐えられず寝たきりになります。

この作品の主題でもある"能力"は感染症のようなもので、迷いを持った者が同じような迷いを抱える能力者に共感すると感染して能力者として覚醒します。陸は子供の頃雪々と親しくする内に能力者になりました。

能力者として覚醒すると日常生活が困難になることがあり、能力を嫌う能力者は多数いました。雪々はその原因である自分は必要とされていないと考え、自分を犠牲にして病弱な幸を助けようとします。

しかし能力は悪い影響をもたらしただけではありませんでした。たくさんの能力者達の想いを雪々に伝え、雪々は皆から愛されていることを知ります。雪々は自分を犠牲にすることを止め、陸と共に地球で人間と妖精が共に暮らしていけるように旅を始めます。

 

何言ってんのかよくわからねーよ!と思った方、是非プレイしてください。もしくは他の方の記事を参考にするとか...?若干僕自身分かっていないところがあるので説明が曖昧です。説明下手なのは勘弁してくださいm(_ _)m

そんなわけで内容について細かく触れるのはやめておきます。FDであるFinaleをプレイし終わったら改めて考察しようと思います。といってもしばらく忙しいのでプレイし終わるのは10月入ったらかな...

 

キャラクターについて述べれば、雪々が超可愛かったね。りっくんがロリコンになるのもわかります。過去作でいえばメアのような感じです。メアは中々素直じゃないのに対して雪々は純真という違いはありますが。

また幸については夢のような感じです。というか見た目と言い夢だよね。初登場時はベッドの上で、しかも髪を下ろしているので夢が出てきたのかと思いました。

 

アス永遠は幸に限らず魅力的なサブヒロインが多いです。ひなた、累、美晴、幸のルートないかなーとプレイ中考えていました。Finaleのパッケージ裏を見るとどうやら幸のルートがあるようです。やったね。

 

 

 

 

総評

  • ストーリー:
    いろセカよろしく話を引っ張っている感じはありますが、流石のFAVORITEクオリティーです。また過去作同様FDありきな所があるのでFinaleに期待です。

  • キャラクター:
    たまんないっす。特にどのヒロインも癒やし力と甘やかし力が高いと思います。甘えたい。

  • CV:
    エロゲ声優そんな詳しいわけじゃないですが、小鳥居さんや桐谷さん等僕でもわかるくらい豪華な方々が出ています。また星メモやいろセカに出演されてる方もサブキャラとして出ています。累の「バカバカね」はにやけた。ちなみに雪々や幸の声優はVita版やFinaleでは違う方が声をあてているようです。

  • 音楽:
    "White Eternity"と"雪のエルフィンリート"は特に大好きです。

  • イラスト:
    いろセカの時も書きましたが、FAVORITEのゲームは色使いが独特で惹きこまれるものがありますよね。特に一夏の相合傘、雪々の最後のCGはお気に入りです。

 

 

最後にこの作品の感想を一言、

「FAVORITE最高!!!!!!」

 

 

 

 

千恋*万花 感想

そこそこ最近(と言ってももう1年以上前だけど)のゲームで、ゆずソフトの「千恋万花」の記事です。

どーでもいいですが、ゆずのゲームやるのはこれが初です。

 

ネタバレ普通にするので注意。

 

 

あらすじ・登場人物は面倒いので公式参照

あらすじ→

千恋*万花 OFFICIAL WEBSITE|ゆずソフト

登場人物→

千恋*万花 OFFICIAL WEBSITE|ゆずソフト

 

 

メイン4人はプレイした順に書いてます。

 

レナ√

祟り神に夢を見せられて、祟り神になる経緯を知り、最後は説得して解決!みたいな話です。他のルートでは個別ルート入る前には祟り神を封じるのですが、このルートはなぜか祟り神を封じるまでの話です。

そして何気にゲームタイトルの「千恋万花」という言葉に言及したのはこのルートだけでした。つかあんまゲームタイトル関係ないよね。

あとED後ストーリーでムラサメちゃんが驚きの変化を遂げた、みたいなこと言ってましたが結局何だったんだ…?

千恋万花は各ルートごとにED曲が異なるのですが、レナ√は"GIFT"という曲で、すげーいいです。何度でも聞いていられる。

 

 

ムラサメ√

ムラサメちゃん、本名アヤちゃん√は叢雲丸を元あった岩にぶっ刺してムラサメちゃんを人に戻す&穂織の町おこしをしよう!って話です。

各ルートの中でも、ストーリーの完成度が特に良かったです。もしかしてメインヒロインは芳乃ではなくてアヤちゃんだった…?

あとアフターストーリーの天真爛漫な感じが可愛かった。終わり方もスッキリしてて良かったです。

 

 

 

茉子√

憑代に封じられていた祟り神(コマ)が茉子に取り憑いて、コマに恋を教えてあげることになるみたいな話です。最終的には暴走してしまったコマを茉子が止め、コマも人を大切に想う気持ちを知って消える、という結末を迎えます。レナ√の続きみたいな感じにもなっていて先にレナ√やっとくといいかもしれません。

 

まあ細かいことはさておき、茉子√はエロゲらしい話でした。なんかニャンニャンしてた印象しかない…

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色々語ると長くなるのであれですが、とりあえず茉子が可愛かった&エロかったです。つか最後のCGが最高すぎ。。。。。えっちいからここには載せられないけどね。

 

 

芳乃√

残っていた呪いが芳乃を襲う!でも愛の力で乗り越えたぜ!って話です(超適当)。

茉子が同級生の彼女って感じだとすると、芳乃は嫁って感じがしました。普段真面目だけど、二人きりになるとめっちゃ甘えてくるし甘えさせてくれるとか最高すぎでしょ。そして芳乃も結構むっつりさんでした。

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そしてこのルートのED曲もマジで神です。ゆいにゃんの"愛しさと感謝の気持ち"という曲なのですが、曲そのものも歌詞も凄い良いです。ここ数年のエロゲ曲で一番好きなレベルです。これはマジで言いたかった。

 

 

小春√・芦花√

二人はサブヒロインで、個別ルート前半は同じ話で、後半から分岐します。サブヒロインの割に結構ボリュームがあって、合計5~6時間分程度ありました。

どちらも基本的には芦花姉のやっている"田心屋"の新商品開発する話です。といっても殆どイチャイチャするだけだけど。

 

芦花姉が可愛い&エロくて良かった。茉子のそれとは違う年上の可愛さ&エロさ(?)があって良かったです。年上っていいね。

 

 

 

総評

  • ストーリー:◯

このゲームはシナリオゲーというよりはキャラゲーなのでそこまで作り込まれているストーリーではないですが、少なくとも退屈することはないです。

シナリオ性というよりはキャラ萌え性(造語)が強く、基本的にはどのルートもイチャつきまくってるだけです。特に茉子√はイチャ成分多めで良かった。

 

シナリオ性はさておきキャラクター性は素晴らしいです。誰がやっても必ずお気に入りのキャラがいるであろうと思います。ちなみに僕は芳乃が一番好きです。

 

  • 音楽:◎

キャラクター性に加えて、このゲームの特にいいところは曲が素晴らしいところです。前述の通りED曲は毎ルート違うのですが、手を抜いているなんてことは一切なくどれも高クオリティです。

もう言いましたが特に芳乃√のED曲はマジで神です。ゆいにゃんの曲はどれも素晴らしいですが、個人的にこの曲は最高峰レベルです。

OPの"恋ひ恋ふ縁"も好きです。プレイする前はそうでもなかったですが、プレイしてから改めて聞いたら好きになりました。

 

 

  • イラスト:◎

流石ゆずソフトと言うべきか、イラスト性は高クオリティでした。話しながらも動きまくるのに慣れていないので動きまくるのにも感動してました。

 

 

  • 総合評価:◎

ストーリーの内容はそんなでもないですが、キャラ萌え性は非常に高く、癒やされるゲームでした。そして個人的高評価の曲が多数あり、もうこれは二重丸をつけるしかないでしょう。

 

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はつゆきさくら (Graduation)感想

綾、あずま、希、シロクマの4人のルートを終えるとタイトル画面に"graduation"が追加され、綾√と桜√に行けるようになります。

ちなみになんか竹田とかのサブキャラルートも開放されます。金崎に関してはCG回収がありますが、他は特にないのでおまけ的な扱いです。

 

 

あらすじ 

Graduationは桜√でいわばグランドルートですが、途中の選択肢で綾ENDにも行けるようになっています。

 

 

卒業間際に入った桜や行事に参加しなかった初雪の為にもう一度行事をやり直してオリジナルの卒業アルバムを作ることになります。

卒業アルバム用の写真が集まり編集していると、桜の写っている写真だけ白い光がかかっています。初雪は桜もまたゴーストであったことに気づきます。

 

その晩桜に尋ね、桜がゴーストであったことがわかります。桜はサクヤに頼み自分を討たせます。

ランに続き桜も失った初雪は復讐することを決心します。希達はサクヤから話を聞き初雪を助けるべくホテルへ向かいます。

希やあずま達は初雪の味方をする綾やゴースト達と戦います。追い詰められた初雪はホテル内に逃げ込み、忘れていた過去を思い出します。

 

内田川邊市は旧内田市と旧川邊市が合併してできた街ですが、その合併は諍いを起こしていました。内田市の政治は神事を司っていたカスガが担っており、初雪の父親大野はその代表でした。

大野が主催するパーティーが開かれ、そこには初雪や桜も参加していました。二人は将来を担う象徴としてパーティー内で婚約しました。

しかしその直後、主に大野を狙った川邊市の人間により爆発事故が起き、多くの人々が亡くなります。大野や初雪は生き残りますが桜はそこで亡くなっていました。

 

大野は川邊に復讐するため初雪をゴーストチャイルドに仕立て上げ、その世話係として同じく事故の犠牲者であったランに初雪を任せます。ランはレイスとして初雪の世話をしていました。

一方桜は内田市に存在するたくさんの精霊達の怒りを治めるゴーストチャイルドになります。最初は拒みますが、初雪を守るためにその役目を全うすることを決めます。

 

ランが襲われた冬の夜、サクヤはランを討った後、桜と出会いました。桜は一つの季節の間だけ、初雪と触れたいと願います。そして冬が終わったならば自分を討つことを条件に取引します。

 

 

初雪はそんな桜や皆の思いに報いるため、復讐を止め、生者として生きていくことを決めます。初雪に取り憑いていた大野の魂を討ち、初雪はゴーストチャイルドでは無くなります。

卒業式が終わった後、学園内を歩き回っていた初雪は後輩達や同級生と会話し、何だかんだで学園で過ごした3年間が悪いものではなかったと感じます。

そして学園を去る最後に撮った集合写真には初雪に抱きつく桜が写っていました。

 

 

 

 

感想

ちなみに綾√は閑達に綾を殺され、初雪は綾と共に佐々木恭悟達を巻き込んでホテルで焼身自殺します。ホントあややは報われないなあ…

 

 

ここまで振り返って、初雪が悩んでいたのは

  1. 復讐の思いから解放されて生者として生きていく。
  2. 復讐を果たして死者の世界に行く。

のどちらかという選択だったのでしょう。

 

1つ目がまさにこのGraduationルートで、生者として卒業することができたわけです。そして僕の予想ですが、希√もおそらくこのパターンです。希に会うため復讐から決別したのではないかと。

2つ目はGraduation綾√に相当すると思います。初雪は綾を巻き込んでしまったことを後悔していましたが。結局のとこ初雪が復讐に成功するのはこのENDだけです。

なお、サブキャラ達にふらふら会いに行ってると初雪の代わりに桜が街を滅ぼし、桜と共に永遠の冬を過ごすことになります(BAD END)。初雪は桜が全てを滅ぼした後の世界を死者の世界と呼んでいたのでこのパターンに当たるでしょう。また、ラン√も同様な終わり方です。

 

シロクマ√は復讐を失敗するが死者の世界に行く、という2つ目の選択肢に似ているような終わり方です。

あずま√はよくわかんないです。初雪はゴーストとしてあずまに会いに来ていたようですが永遠の冬を過ごしてはいませんからね。個人的に一番しっくりくるのは2番目の選択肢で、死者としてたまに会いに来てるのかな…? 復讐に成功していませんが。

 

 

 

総評

  • シナリオ性:◯

ストーリーそのものは大変良かったと思います。はつゆきさくらを泣きゲーと評している人もいますし、それは十分理解しました。

ただ僕の場合、上にも挙げたようなよくわかんない所が多くてストーリーに集中し切れないことがありました。そういうのがスッキリ解決できてたら更に良かったのではないかと思います。

 

  • キャラクター:◎

文句なしの◎です。ちなみに僕のお気には希です。別にメアボイスに釣られたわけではない。。。

 

  • CG・背景等:◯

CGや背景絵は良かったと思います。保存したくなるようなCGが多かったし、枚数も結構あって驚きました。

ただ偶に切り貼りの立ち絵があったのが気になりました。特にあずまのスケートドレスは時間が長かったので特に印象に残りました。まあそこまで悪いとは思いませんが。

 

  • 音楽:◯

曲・BGM共に大変良かったと思います。「Hesitation Snow」や「Presto」、「メリーゴーランドをぶっ壊せ」は前から知ってましたがEDの「風花」や「GHOST×GRADUATION」も良かったし、「freak of nature:start」はカッコよかったです。

じゃあなんで◎じゃないかというと、これらの曲が挿入歌として使われまくってたからです。ホントに一瞬だけ挿入されたり多用されまくってたのが地味に気になりました。

ちなみに希BGMがIIDXerには中々来るものがあるエフェクトがあって結構お気に入りです。

 

  • 総評:◎

いつもの如く二重丸ですが、名作なんだからしょうがないよね。

他のエロゲと比べ、最高なHAPPY ENDはなくて、どこか切ない感じにさせてくる所が一風際立っていると思います。

 

シナリオ重視なゲームでイチャ成分は少なめです。シナリオゲーを楽しみたい方にはオススメすべき作品だと思います。