「アストラエアの白き永遠」のFDであるFinaleの感想です。本編の感想はこちらをどうぞ。
過去作同様の各ヒロインのアフターストーリーに加えて、幸√及び葉月サイド/ひなたサイドがあります。最初は幸√固定ですがそれをクリアすると自由に選べるようになってます。プレイした順に書いていきます。
幸√
あらすじ 大まかには雪々ルートと同様ですが、雪々は陸と幸が仲良くなることを願い、姿をくらましてしまいます。陸と幸は二人暮らしを始め、夢の中で共に雪々を探す旅をします。
旅を通して雪々の考えや想いを知り、二人は雪々が犠牲にならない結末を望みます。フィムブルの冬が終わる日、二人を始めとする能力者達は雪々と絆を結び、雪々は地球で生きていけるようになります。
大まかには本編の雪々ルートと同じです(2回目)。違いは雪々と恋仲になるか幸と恋仲になるかというとこです。ロリコンになるかシスコンになるか。
ただ幸の場合お互い好感度が超高い状態で始まるので終始イチャイチャしてます。なんなら落葉より色々早かった。
本編で残った疑問は殆ど解明されました。陸と幸は姉弟とのことですが、本編は具体的にどう血が繋がっているのかはっきり描写されません。
幸の母親である白羽教授は陸の母親でもあったんですね。それを知ったら白羽教授に色々思うところがありました。甘えてえ……
どうでもいいですが、すのはら荘のお姉ちゃん等々、最近自分の中ではお姉ちゃん(実姉)が盛り上がっているのでこのルートは最高でした。
一つ不満を挙げるならこのルートが最初固定であることです。好きなものは最後にとっておく性格なので最後にじっくりやりたかったです…
コロナアフター
あらすじ コロナが無事に惑星探査から帰還し、月ヶ咲を訪れる話です。二人は宇宙開発に従事し続けるか悩んでいますが、琴里や累との再会を通じて宇宙開発に戻ることに決めます。ただし今度は陸も宇宙飛行士として、コロナと共に宇宙へ旅立つ決心をします。
宇宙での長旅の間に淫乱化したコロナとイチャ付くのが9割5分くらいです。まあ星メモeternalっぽいですね。
ところでコロナ√最後で言ってた姉さん女房ってのはなんだったんですかね。特に回収されませんでしたが個人的にはそれが気になってしょうがない。
りんねアフター
あらすじ 数年後、月ヶ咲でフィムブルの冬が終わったに関わらず再び積もらない雪が降ります。陸とりんね、ひなたはその調査で月ヶ咲に戻ってきます。
調査の末、幸と出会い(このルートでは幸と面識がなかったらしい)幸が積もらない雪を降らせていた張本人であることを突き止めます。雪を降らせれば陸とりんねが調査で来てくれるという考えでした。
陸とりんねは雪々を連れて再び幸の所へ家族としてまた戻ってことを約束します。
コロナアフターではコロナが淫乱化した積極的になっていた分、りんねアフターはただの変態な陸とそれに嬉しそうに応えるりんねという印象を持ちました。
雪々ルートや幸ルート以外ではフィムブルの冬がどのように決着をつけたのかが描かれていないのですが、ルートによって多少異なるようです。その辺どうなったかも見たかった。
琴里アフター
あらすじ あらすじも何もイチャイチャしてるだけです。いいぞもっとやれ。
遂にデレたと思ったら話が終わった本編から一転、アフターでは常にデレてます。プールでは誘惑するポージングを取り、陸が彼女宣言した晩には能力を使って夜這いしに来たり、挙げ句の果てには校門前で堂々キスしたり。ツンデレだった琴里はもういない…
さっきから星メモと比較していますが、言うならば星メモeternalのこももアフター的な感じでした。まあ琴里は自分からデレたいと思うくらいデレデレになってますが。
柚子やひなた相手にも気を許しているあたり、琴里は根っからのツンデレというわけでもないんでしょうね。そういうヒロインなんすよ、というFAVORITEの意志を感じました。
一夏アフター
あらすじ 二人は勉強が苦手な一夏の息抜きに鳳島(一夏の地元)を訪れます。宇宙センターに行き、美晴に勉強のアドバイスを求めます。
一夏の性格的に、陸が一夏とずっと一緒にいる将来を確かなものにすると良いのではという美晴のアドバイスで、二人は婚約します。
FAVORITEはわかってる。一夏の良さをわかってる。本編の記事で僕が書いた一夏の可愛さに加え、僕が気づけていなかった一夏の魅力に気づかせてくれる。そんなアフターでした。
結婚のくだりは意味わからなすぎて笑っちゃいましたが、一夏が嬉しそうにするもんだから何も言えなくなるよね。
一夏の可愛さについてはここで書ききれないくらい語りたい事がありますがキモいのでやめておきます。友達に酒の席で語ったら酔ってたにも関わらずドン引きされました。自分でもシラフで途中まで書いててドン引きしました。
落葉アフター
あらすじ 落葉は自身の能力である共感能力、通称エロパシーのせいでゴニョゴニョ中の落葉の心中がバレバレであることに気づき禁止令を出します。
すぐに後悔して悩む落葉は葉月に背中を押され、恥ずかしくても陸とゴニョゴニョしたい!と告白します。このヒロインは幼稚園児の妹に何を諭されているんだ……
本編では流れ的に落葉√を最初にやりましたが、FDでは雪々の前、最後から2番目にやってみました。
FDなだけあって他のヒロインアフターもイチャついてるだけですが、この落葉アフターに至っては8割5分ニャンニャンについての話です。小鳥居さんボイスが光ってました。たまんないっす。
色々グッときたポイントはありましたが、特に唐突な名前呼びは凄く良かったです。陸という名前に改名したくなりました。俺が陸だ…!
雪々アフター
あらすじ 本編の最後からの続きで、雪々と陸は旅を一度終えて月ヶ咲に戻ってきます。二人は旅を再開するまでの間月ヶ咲に滞在します。滞在中、数年ぶりに仲間たちと再会します。再会した仲間たちと花見をした晩、陸は再び雪々に自分のルーンを分け与えるために絆を結びます。
ただし今度は誰かが犠牲になる生き方ではなく、助けてくれる幸を始めとした仲間たちを信じて永遠に一緒にいる生き方を誓います。
雪々は可愛い。これは真理。FAVORITE恒例の聖水プレイ()はこのアフターにてありました。妖精はおしっこしないもん!! さくら、もゆではどうなるかちょっと楽しみだったり...
結局二人の旅の終わり、人間と妖精が共に暮らす世界に辿り着くところまで行きませんでした。陸が予知夢で見た、解決のキーアイテムである"アストラエア"が何なのかも結局わからずじまい... 若干投げ出した感がありました。
以前アストラエアって何ぞや?と思って調べたところ、
とあったのですが、青い花のようなものと言っていたので違うものなのかな?
雪々アフターのED曲は専用曲になっており、可愛い感じの曲でした。実は結構好き。
葉月サイド
何故か黒うさうさになった陸が魔法少女になった葉月と共に正義のため戦う!という夢の話です。夢オチかい!って感じですが、おふざけ感半端なかったのでしゃーない。
流石に葉月を攻略するわけにもいかないですし、これはこれで良いもんだ。
ひなたサイド
ひなたは中々進展しないりんねと陸の仲を押す為に陸とイチャイチャしてりんねにヤキモチを焼かせようとしますが、自分も陸を好きになってしまいます。という話。
アス永遠本編ではひなたはヒロイン級の素質を持ちながらなぜ攻略できないのか、大変遺憾を覚えていました。そんな僕のようなひなたファンには堪らないシナリオです。短いながら素晴らしかったです。
このノリで累、柚子、先生、美晴、白羽教授サイドも作ってほしかったね。
というわけで「アストラエアの白き永遠」を完遂しました。星メモ、いろセカ含めFAVORUTEの3作をプレイし終わりました。なんだか感慨深いものがあります。
「さくら、もゆ」の発売は12月らしいのでそれまでは違うメーカーのゲームをやります。3つ購入済みなのですが、全部ゆずソフトです。最初はRIDDLE JOKERをやる予定です。