Eゲ

にわかによるギャルゲー(基本エロゲ)の感想

いろとりどりのセカイ 感想 (加奈√)

いろとりどりのセカイ個別ルート第一弾は加奈√です。

普通にネタバレしまくりなんで注意お願いします。

 

やってたら夜が明けちゃったよ……

 

 

 

雑なあらすじ

共通ルートと同じく細かいことまで書いてるとキリがないので大雑把(と言いつつ長い)にまとめます。気になる人は是非買ってやって下さい。

 

 

悠馬は商人の町から手紙が受け取ります。その内容は「御魂送り」という行事の案内をして欲しいというものでした。

「御魂送り」とは神様にいわば生贄を捧げて、無理やり命を奪う"自然現象"を抑える、という儀式です。今年は白が御魂に選ばれます。

悠馬、加奈、白、蓮の4人で出発します。旅の途中、疲れを癒やすためにに睡眠を取ります。夢の中で悠馬達は白の過去を見ます。その夢を見て決心した悠馬は白を説得し、逃げようと提案します。

白が同意し、いざ出発しようとした瞬間突風が吹き、白は連れ去られてしまいます。翌日、一人になった蓮を訪れるとお母さんが言ってたような強い子になるから、と立ち直りっています。

 

蓮を見た加奈は元気がなくなります。悠馬は灯台にいる加奈を見つけ、加奈から過去の一部を聞きます(後述)。その途中突風で加奈は落ちそうになり、悠馬は彼女を助けます。

その際に悠馬から死なないでほしいと言われ加奈は本当の意味で悠馬を好きになります。一時は悠馬を避けてしまいますが想いを伝えます。

 

そんな中、時雨に依頼していた加奈の母親の現在についての手紙を受け取ります。手紙を読む勇気を与えるために真紅の力で心の傷を和らげます。そこで悠馬は加奈の過去を知ります。

 

(以下回想)加奈の母親は病弱でした。もう余命が長くないとわかった時、家族で風津ヶ浜の夏祭りに行きます。構ってほしかった加奈は灯台へ隠れます。しかし中々見つけてもらず、焦れて欄干に上がり落ちてしまいます。瀕死の加奈は死を覚悟しますが、近くを通りかかった悠馬が助けます。

命を救われた加奈は母親も助けて欲しいと願います。真紅の願いが「悠馬が恋をすること」であったため、悠馬は交換条件として悠馬に恋を教えることを要求し、約束をします。

母親を呼びに行った加奈は近道をするため林の中を通ります。そこで胡蝶が現れたかと思うと突然光に包まれ異世界に飛ばされてしまいます。そこで人ではないモノに襲われ無人の小屋へ逃げ込みます。

この小屋にはかつて同じように異世界に飛ばされた先人による手紙が置いてあります。手紙を読み、先ほど見た胡蝶は頭の中に卵を産み、その幼虫は知識や想い出を食べて成長し10年後に頭を食い破って孵化することを知ります。

他に、本をたくさん読み大事な想い出を食い潰されないよう忠告が書かれています。そうして加奈は10年弱一人でたくさんの本を読んで過ごします。

しかし、ある日食料調達から帰ると人ではないモノ達によって小屋が壊され追い詰められます。死を覚悟しますが何故か風津ヶ浜に飛ばされます。そうして加奈は再び悠馬と出会います。(回想終わり)

 

 

加奈の過去を知った後、手紙を開き、お母さんの現在を知ります。二人で母の所へ向かおうとすると帰ってきた時雨に出会います。

時雨に頭に住む胡蝶のことを相談すると、時雨がいつも吸っている煙管を使えば燻り出せると判明します。時雨達が使う胡蝶は加奈の頭に住む胡蝶を浄化したものであるため、時雨はその扱いを知っていました。

 

煙管の煙を部屋に充満させ胡蝶を加奈の体から追い出します。すると大量の胡蝶が現れます。胡蝶が予想以上に多く、成長しきっていたため時雨は手に負えないと言いますが、皆が気を失い、目を覚ますと胡蝶は消滅しています。

気を失っている間、悠馬はあゆむの夢を見ます。あゆむの正体は加奈が異世界で一人暮らしていたとき助けた子猫が人間と体を交換したものでした。加奈が異世界で食料を不自由なく調達できたのは子猫が集めていたから、異世界から戻ってこれたのは子猫の仲間が妖力を集めて飛ばしたから、そして煙管で殺せなかった胡蝶が消えたのは子猫が自分と引き換えに加奈を救って欲しい、と願いを叶える鈴に願ったからでした。代償として皆はあゆむ(の体を借りた子猫)のことを忘れてしまいます。

 

胡蝶を除去できた加奈は悠馬と海へ向かいます。加奈の母親は亡き後、行方不明になった加奈が帰ってきたときに会えるよう風津ヶ浜の海にその骨を埋葬されました。加奈は海に飛び込んで謝ります。そして母親から貰ったメガネを付け、メガネを通して様々な綺麗なものを母親にも見せると誓います。加奈が海から上がった後、悠馬は今まで伝えていなかった"好き"を伝えます。

 

二人は様々なセカイで綺麗なものを見るため、最果ての古図書店を探すため異世界巡りの旅へ出かけます。その出かけ際、寮の前で子猫を拾います。加奈は旅に連れて行くことを決め、3人は旅立っていきます。

 

 

感想

白が消えてしまう話とあゆむの話が感動しました。あゆむも言っていましたが、結局最後加奈を助けたのは悠馬ではなくあゆむ(の体を借りた子猫)でした。もはやあゆむルートと言っても過言ではない。

上には書きませんでしたが、子猫は加奈を助けに人間の体になり風津ヶ浜に来ます。しかし、子猫はそこで今まで得られなかった友達を得ます。あゆむがどんな気持ちで接していたかを考えるとホント感動モノですわ。

ネタバレなこと言いますが、子猫が体を借りた人間(一ノ瀬あゆむ)は男の子ですが、子猫は実は女の子、メスです。そう考えると悠馬に対してやたら警戒してたのも頷けます。こういう細かい伏線まで回収するあたりも流石だなと思います。

 

最後、悠馬は加奈に魔法使いと呼ばれて何を言っているんだ、と思います。これはつまり真紅が悠馬の体からいなくなったってことでしょう。悠馬が加奈に好きだと伝えたときに真紅の願いは叶ったわけですから、悠馬の願いもどこかの段階で叶ったのでしょう。

でもサラッと真紅消さないでくれよ…

 

 

 

 

 

 

次は澪√やります。