Eゲ

にわかによるギャルゲー(基本エロゲ)の感想

いろとりどりのセカイ 感想 (真紅√)

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いよいよ最後の大締め、真紅ルートの感想です。真紅可愛いよ真紅。内容も長いしこの記事も長いです。ご容赦願います。もう最後の記事ですが、ネタバレ注意でお願いします。というかこの記事が一番のネタバレだし…

 

 

 

それから内容も結構複雑で僕自身あんまり理解できていないとこもあるかもしれません。その辺も勘弁願います。あやふやだな…ってとこはあんまわかってないか、上手く説明出来ない所だと思ってください。

 

 

 

 

雑なあらすじ

 

 

夏休みが始まった1日目、悠馬が目を覚ますと鈴以外の皆がいなくなっています。鈴に聞くと、今は悠馬の覚えている夏休みが始まる前日の7月19日から5年経った後の7月20日であると言われます。

悠馬は1年目は加奈を、2年目は澪を3年目は鏡を、4年目はつかさを救いましたが誰とも恋することはありませんでした。そして4年目からの1年間、悠馬は1日経つと記憶を失くす状態に戻り毎日記憶を失くしていました。

 

悠馬は鈴から3つの選択肢を与えられます。1つは5年前に戻ること、2つ目は思い出せない誰かのこと(真紅)を思い出すこと、3つ目は何もせず、記憶を失う現状を維持すること。

悠馬は2つ目を選びます。そして手がかりとなる日記帳を探し、そこに書かれたおとぎ話のような内容を知り、自分達の正体を知ります。

 

 

 

 

 

少年鹿野上悠馬は風津ヶ浜の灯台で突然目覚めます。その世界は白い羽根が舞い、誰もいない世界です。悠馬は商店街で真紅に出会い、学園へ連れて行かれます。学園には少女姿の加奈と澪、少年姿のあゆむがいます。そこで真紅は教師として勉強を教えています。

このセカイは今残ってる6人以外の人が皆古書店に連れ去られた、終わりゆくセカイでした。真紅と出会ってからもあゆむ、澪、加奈が連れ去られます。悠馬は加奈が連れ去られる際にいつか連れ去られた皆を助ける、と約束します。

悠馬と真紅だけになってしまった後、悠馬は鐘の音に導かれて、もう一人の生き残りである鈴に会いに行きます。そこで悠馬の正体や現在の悠馬がいるセカイが何なのかを知ります。

 

"悠馬"を名乗る少年(主人公)の正体は古書店の管理をする神様です。生まれ変わりを管理したり孤独な命を保護して古書店に連れてくるのが仕事です。彼も元は人間でしたが、遥か昔に任命されてから数万年もの間、この職務を全うしてきました。

しかし孤独に辛さを感じた彼は"恋"について興味を持つようになります。そこで二階堂藍を無理やり古書店へ連れてきます。彼女は真紅の妹で、二階堂姉妹の幼馴染である鹿野上悠馬の恋人でした。

藍は恋を知りたければ、自分で経験すべきだと言います。また藍から姉の話をよく聞き、"神様"(以降便宜上悠馬と記述)は真紅に会ってみたいと思うようになります。

 

そこで悠馬は諸事情で古書店に来たがっていた鈴に目をつけ、彼女と契約します。鈴は古書店に連れ去られた時雨を取り返すこと、悠馬は古書店を抜け出すことの手伝いを要求します。

そうして彼は風津ヶ浜に降り立ち(=おとぎ話の最初)、真紅と仲の良かった鹿野上悠馬を名乗ります。悠馬は真紅と共に過ごしますが、真紅が自分を好きになることはないと気づきます。また古書店が暴走して人々を連れ去っているのを止めるために、古書店へ戻る計画を鈴と練ります。

 

悠馬はある特別な本を持ってきていました。その本、セカイノートはセカイを創造することのできる本で、そこに記述した通りのセカイを作ることができます。悠馬と鈴はその本に真紅の生徒であった加奈、澪、つかさ、鏡に配役を当てて配置します。また彼女らにそれぞれに悩みを持たせ、それらを真紅が解決していくことで真紅の願いであった"子供達を救う"という願いを叶えさせようとします。

一方、悠馬が古書店に戻るための条件は自身の願いを諦めることです。彼の願いは真紅と恋することでした。そこで完全治癒能力を使うと真紅の記憶を失くすよう設定し、真紅のことを諦めようとしました。

二人は創造したセカイを"いろとりどりのセカイ"と名付けます。いざそのセカイを展開する直前、鈴は本に手を加えます。それにより、悠馬は"いろとりどりのセカイ"で目覚めたときに以前の記憶を持っていませんでした。また、悠馬は真紅が自分としか会話できないと思っていましたが、鈴とも会話できるように書き換えられました。

"いろとりどりのセカイ"が展開された後、真紅は鈴と出会いその創られたセカイの事情を知りました。ただし、鈴の嘘により真紅は悠馬が恋することで悠馬が古書店に戻れるのだと思い込んでいました。

 

 

 

 

おとぎ話を聞き終わり、自分のことを思い出した悠馬の前に真紅が現れます。悠馬の願いを叶えたいと思う鈴の策略で、悠馬は真紅とデートへ出掛けます。しかし悠馬が真紅を選んでしまうと本来の世界の加奈達を救うことが出来なくなるため、悠馬は真紅を置いて消えてしまいます。

 

悠馬は真紅のいない状態で5年前に戻り、鈴と共に本にされた人達を助け本を集めて過ごします。"いろとりどりのセカイ"で真紅と恋をするという願いを叶えないまま人生を終わらせた悠馬は古書店へ戻ります。悠馬は暴走で連れ去られた人々を元の世界へ返します。

その後、"いろとりどりのセカイ"で集めた本に閉じ込められた人々を新たな人生の始まりを案内する仕事をしていると、生まれ変わった藍と出会います。藍は"いろとりどりのセカイ"での悠馬と真紅を見ていました。

 

藍は真紅を幸せにしなかった悠馬に怒ります。そして自分が古書店の管理人を引き継ぐから、再びセカイを創造して真紅を幸せにしてこいと言います。悠馬は再び同じ仲間を集めたセカイを作ります。

 

 

 

悠馬と別れてから元の世界に戻った真紅は孤独に過ごしていました。風津ヶ浜の人々は悠馬により戻ってきましたが、古書店にいる悠馬自身や暴走が始まる前からいなくなった(≒既に新たな人生を始めている)藍は戻ってきませんでした。

そして1年経った日、真紅は学生寮に成長した加奈達がいるのを見つけます。彼女達は真紅が学生寮に集めたのだと聞き、悠馬が再びセカイを創ったことに気づきます。

管理人室に届いた藍からの手紙を読んで悠馬もこのセカイにいるのだと知り裸足のまま寮を飛び出します。そして1年前に"いろとりどりのセカイ"で悠馬と別れた場所に行き、悠馬と出会います。

二人はお互いの愛を伝えあい、このセカイで一生を共に過ごしていくことを誓い合います。

 

 

 

 

 

 

感想

今更言うまでもないことですが、言わせてください。真紅可愛い。このルート、というかこのゲームの感想を一言でまとめるならこの一言に尽きます。

 

 

ちょっと真面目に書きます。つかもうこれ感想ってより考察って感じだね

この作品の良くも悪くも特徴的なのは全てが真紅√のためにある、ってことだと思ってます。伏線的なこともそうなんですが、そもそもの構造として真紅以外の個別ルートは"いろとりどりのセカイ"を本来の世界の悠馬によって作られたお話に過ぎないわけです。

 

 

何が言いたいかというと、真紅ルートはトゥルーエンドだよね、ってことです。当たり前じゃんって思うかもしれませんが、この作品の評価が分かれるのはこのポイントが大きいと思います(他にもあるかもしれないが)。

僕個人としては、真紅が一番好きだし全然構わないのですが、人によってはトゥルーエンド以外の話が軽く感じられて気に食わないと思うかもしれないです。特につかさ√や鏡√はあっさりしているところがあったと思います。この点をどう捉えるかで評価が変わってくるのではないかと思いました。

 

 

 

僕個人として、このゲームは名作だと思っています。シナリオやbgm等、素晴らしいと思っていますし、何と言っても真紅の魅力が尋常ではないのが大きいです。その魅力について語るとマジで1つ記事が書けてしまい、この記事がとんでもなく長くなるので止めておきます。実は途中まで書いて、流石に長くなりすぎたので止めました。とにかく真紅はマジで可愛い。数多のエロゲーの中に真紅ほどの嫁キャラは他にいないのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか長くなりましたがともかく「いろとりどりのセカイ」はこれで終わりにします。でも「いろとりどりのヒカリ」と「紅い瞳に映るセカイ」も買ったので順々にやっていきます。新年度が始まって忙しくなる(かな?)のでいろセカほど早く進められないと思いますが。

 

 


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