Eゲ

にわかによるギャルゲー(基本エロゲ)の感想

星空のメモリア 感想 (衣鈴√+千波√)

千波√は衣鈴√を攻略すると進めるようになります(多分)。

 

あらすじ

衣鈴ルート

天クルに加わった衣鈴ですが、一定の距離を取ってそれ以上関わろうとしません。洋は屋上の常時開放を目指して、衣鈴との距離を近づけようと衣鈴と積極的に交流するようになります。

衣鈴の望遠鏡は壊れており、覗いても何も映しません。衣鈴は星や雲雀ヶ崎の星空が好きなのではなく、生まれ故郷の南天の星空を見ようとしていました。

衣鈴や鈴葉はオーストラリア出身です。鈴葉はまだ幼かったですが、衣鈴は物心もついていて、長い間そこで過ごしていました。しかし鈴葉の身体が弱かったため、蒼家は日本に帰国することになり、衣鈴は友達たちと別れることになります。日本に来てからはその辛さを繰り返さないために人との関わりを避けて生きていました。

洋はいつかオーストラリアに衣鈴を連れて行くと約束し、告白します。

 

恋人同士になってからも、衣鈴は未だに想い出に囚われています。メアは衣鈴が過去の想い出に囚われていることを知り、悪夢を刈ります。すると衣鈴の悪夢を象徴していた何も映さない望遠鏡が壊れます。衣鈴はその時たまたま望遠鏡を握っていた、千波が壊したのだと勘違いして千波と絶交します。

 

最初は怒りをぶつける場所がなくて千波に当たってしまった衣鈴ですが、千波が悪かったわけではないことを重々理解しています。千波とどう接すればいいかわからなくなってしまいますが、千波が壊れた望遠鏡を直して返し、無事仲直りします。

衣鈴は過去の想い出以上に、現在の絆があることを理解し、今を生きていくようになります。

 

 

 

 

 

 

千波ルート 

千波と洋は異父兄妹です。二人の母親歌澄は三嶋大河との子である洋を産んだあと大河と別れ、千波の実父である千尋と一緒になります。

千尋が他界した後は一人で洋と千波を育てていました。母子家庭で、歌澄や洋が苦労しているのを見ていた千波は原因となった父親のことが嫌いになっていました。

 

千波はメアのような少女、レンと出会います。レンは大河との約束で千波を見守っていました。レンは千波を家族への複雑な思いの柵から解放し、家族の絆を教えます。

 

 

 

 

感想

衣鈴ルート

姫榊姉妹とは打って変わってファンタジー要素の少ない話でした。正直良かったようなそうでもなかったような…という気分です。

千波と衣鈴が仲直りするところは凄い感動的で、千波の株大上昇しました。なんなら千波ルートよりこっちの方が千波ファン増えたのでは…?

 

一方で、衣鈴に厳しすぎじゃね?という感想も持ちました。千波と喧嘩(?)している間の衣鈴の扱いが酷すぎるんですよね。千波はともかく主人公が衣鈴を反故にしてたのはちょっとイラッとしました。

そんなこんなで衣鈴が不憫すぎな気がしました。なんか他のルートと比べてヒロインに厳しい世界だなあーって思いました。

まあ衣鈴ともっとイチャつくのはFDに期待ってことで。デレてる衣鈴はマジで可愛いので。

 

 

一つツッコみたいんですが、いくらなんでも10月に北海道の浜辺で水着で致すのは寒いと思うよ…?

 

 

 

千波ルート

前半は千波主体の話でしたが、後半はもはや千波関係なかったよね。あと千波との恋愛云々が無理やり感ありました。千波→洋はわかるけど、洋→千波が流されてるだけなように見えたなあ…

千波は衣鈴ルートの方が輝いてた気がします。

 

千波の出番的な意味では不満が残りましたが、話的には結構いろいろわかるので大事な話でした。ここまでの他のルートで張られてた伏線を一気に回収する話ですからね。夢ルートの直前にやるには最適なのではないでしょうか。