Eゲ

にわかによるギャルゲー(基本エロゲ)の感想

オトメ*ドメイン 感想

公式サイト↓

qualia.clearrave.co.jp

 

1年ぶりに更新したノラとと記事からさらに1年が経過しましたが、生きています。

今回はタイトルのとおり、オトメドメインをプレイしました。

ぱれっとクオリアという、ましろ色シンフォニーを出したぱれっとの姉妹会社のゲームです。

かなり有名なので、以前から存在は知っていました。

 

細かい感想とかは省略しますが、ずば抜けた面白さ等は無いものの、テンポ良く話が進むのでやってて不快感とかは一切感じませんでした。普通に80点くらいのクオリティ。

ですが、このゲームの最たる魅力はとにかく主人公の飛鳥湊くんです。湊くんの可愛さだけで評価が爆上がりしました。ただでさえルックスが全てのエロゲヒロインを過去にする可愛さなのに、性格良し、エロゲ主人公ありがちのウザさみたいなものもなし。

今までプレイしたエロゲの中で一番好きな主人公になりました。もはやヒロイン3人のルート+湊くん√×3をプレイしているようなものです。

もちろんヒロインズも魅力的で可愛いかったです。特に風莉お嬢様は色々な意味で良かった。風莉お嬢様のおまけシーンの視点変更パッチは神でしたね。

 

そんなわけで、可愛い主人公を出すことの恐ろしさ(?)を教えてくれた、大変すばらしい作品でした。叶うならこの続編を拝みたい...

 

 

 

 

 

ノラと皇女と野良猫ハート1&2 感想

お久しぶりです、約1年ぶりにブログ更新します。
中々に忙しい1年で、ゲームする時間がマジでなかったのですが、ようやく忙しさに一区切りつけれそうなのと、人生最後の学生生活の1年はいっぱい遊ぼうと思って久々にエロゲやりました(?)。あとベッドでゴロゴロしながらプレイする環境を作ったので凄く捗りました。
論文とかESとかで文章書くのが嫌になってましたが、この記事書くのは凄く楽しいです(小並感)。
査読されない文章をだらだら書くのさいこー!!

 

今回のゲームはいつだかアニメやってた"ノラとと"です。ちなみにそのアニメは僕が知ってる限りのエロゲー原作ものでは一番面白いです。20回くらい観ました。見たことない人は観たほうが良いです。ショートアニメなのでお気軽に見れるのも◎。エロゲー原作アニメはあれが一つの完成系なのかもしれません。

初めてのエロゲのオススメによく挙げられる一方、やや独特なノリもあります。アニメのノリが大丈夫なら問題ないと思います。

 

長々とネタバレしまくってもしょうがないので1と2両方まとめてササっと書いちゃいます。あんまネタバレしても、誰得なんだって気がしたので。でも少しは内容に触れると思うので一応注意。

 

 公式サイト↓

1

harukaze-soft.com

 

2

harukaze-soft.com

 

 

1

1のヒロインは4人で、僕はパト→明日原→未知→シャチの順でプレイしました。シャチ√は短め、パト√がHシーン込みでちょい長めな感じでした。

基本的に普通のエロゲっぽくそれぞれのヒロインの色々をなんとかする的な話です。
ネタ要素が強いながらも、意外と感動するところはあって面白かったです。1が気に入ったら2を買おうと思ってましたが、パト√を終えた時点で即ポチりました。

4人とも可愛いのでモエモエしながらプレイできましたが、特にシャチはめちゃくちゃ可愛かったです。だからこそ短めなのはちょっと残念だった...

ちなみにというか、シャチ以外の3人の中の人がめちゃよく見る(聞く?)人たちなので声に関しては最高でした。ゆず系ヒロインとはちょっと違ったタイプのキャラを演じてて、そこも面白かったです。

あとopの曲がマジで良いです。サビに入るところが∞好き。あと関係ないけどアニメのop曲も良いよね。o!mでめっちゃやってます。

 

 

2

2は1の4人のおまけストーリーとルーシア、ユウラシア、ノブチナと新キャラのアイリスルートがあります。エクストラではノエルも一応。内容的には1と同じくらいのボリュームがあるのでお値段的にもお得感マシマシ。なんなら個人的には2の方が面白かったです。

プレイした順番はユウ→アイリス→ルーシア→ノブチナ→他extraです。
4人のルートにランクをつけるなら、

 

ユウラシア:無難にA

 

アイリス:日常込みでS

 

ルーシア:全部ひっくるめてSS

 

ノブチナ:SSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSS

でした。ノブチナルート最高。

真面目に書くと、ユウ√は普通にイチャイチャする感じ、アイリス√はネタ+感動、ルーシア√は感動+ネタ、ノブチナ√はひたすら感動系でした。
とにかくノブチナ√のストーリーが良かったのとノブチナが超超超超超可愛かった。むしろイチャイチャ成分があんまりなかったのが残念で仕方ない。もっと可愛いノブチナを見たかった... でもあれはあれで完成されてた。あーノブチナ可愛い。

あとルーシア√も凄く良かったです。1の時はルーシアはまあ普通くらいの気持ちだったのですが、2でめっちゃ好きになりました。ルーシアはイチャイチャが多くて良かったね。

ユウやアイリス√も他のエロゲならトップ取れるレベルで良かったです。そもそもキャラクターが凄く良いので、その個別√も良いに決まってる。他2人が強すぎた。ちなみにアイリスやノエルはアイリス√以外ではほぼ空気です。一部では全く出てきません。パッケージヒロインなのに;;

Extraではやっぱシャチが可愛かった。

 

 

 

 

 

 

公式発表でノラとと3が匂わされているらしいので、もしかしたら続編が出るかもしれません。その時はどうかノブチナとイチャイチャするシーンをいっっっっっぱい入れて頂きたい。HARUKAZE様、どうかお願いいたします。

 

(主にノブチナ√のおかげで)エロゲやるモチベが超高まったので今後もどんどんやりたいと思っています。もう既にやりたい作品は決まっているので、手に入り次第プレイしていく所存であります。

 

 結論:ノブチナマジ可愛い。

 

f:id:kabotyas:20210321040300p:plain

 

さくら、もゆ。-as the Night's, Reincarnation- 感想

2019年1月31日にFAVORITEから発売された「さくら、もゆ。-as the Night's, Reincarnation-」の感想です。

 

お久しぶりです。前回のあおかなの記事から早半年。あの後、卒論とか学会とかでめちゃくちゃ忙しかった&既プレイ作品のやり直しをしていたためかなり間が空きました。が、コロナやらGWやらのおかげで時間に余裕ができたのでファボの新作(1年前)をやりました。せっかく発売してからすぐ買ったのに1年も積んでちゃ全く意味が無い。

 

このゲームの第一印象は兎にも角にもグラフィックが凄いってことでした。まあ最近のエロゲーはどれもグラ凄いけど、本作品は桜がテーマかつ夜が舞台になりがちなだけあって、その演出が凄かったです。グラフィックでこんなに感動したのは千恋万花以来ですわ。

 

今回はネタバレはあまりしない方向で書いていこうと思っています。ここでずらずら書いてもしょうがないってのと、単純に面倒だからです。必要最低限のネタバレはあるのでそこは注意。

 

公式サイト→

www.favo-soft.jp

 

 

公式サイトのストーリーを見てもよくわからないと思うので(僕はわからなかった)、簡単に説明すると、かつて叶えたい願いがあって夜の王と戦った主人公+元魔法少女(クロ以外の3人)の願いを10年経った今叶えていこう、的な話です。

いつもどおり攻略順に書いていきます。

 

 

杏藤千和√ (CV: 猫村ゆき)

ピンク髪の後輩キャラな千和ルート。千和の育て親であり、"夜の怪物"と呼ばれるソルとナハトの話です。というかもはやナハトの話といっても過言ではない。というか主人公である大雅はあまり何もしていないのでは...?

最初にやったからかもしれないが、設定が結構入り組んでた気がします。伏線もちらほら張られてるんだけど後付けっぽいこともちらほら。このルートに限ったことではありませんが、アス永遠やいろセカ同様、やはり回りくどい表現が多いです。そこそんな掘り下げる必要ある...?みたいなとこも繰り返し等あるのが気になった。

CVである猫村ゆきさんは金恋のシルヴィの人ですね。どうりで脳が溶ける声だと思いました。現代版千和も大変可愛いのですが、ロリ千和や一瞬出てきたお母さん千和がめっちゃ可愛くて困る。

大変個人的な話ですが、僕が千和ルートを始めたのは千和の誕生日(5月2日)です。別に狙ったわけではありません。偶然です。でも千和お誕生日おめでとう。

 

 

月姫織√ (CV:要しおり)

黒髪巫女系ヒロインなひよちゃんルートです。1/3は十夜の話、2/3が姫織の話です。物語の舞台である参禅町の背景やナナちゃんの真実等、結構本質に関わる内容が多かったです。こういうことかと思っていたら実は違ったり、なるほどそういうことか、的な意表をつくことが多々あり、個人的にこのルートはお気に入りです。

このルートが好きな理由はもう一つあって、単純にひよちゃんが好きだからです。特に照れるところが最高に可愛い。といっても本当に最後の最後ですが。僕の予想にすぎませんが、キャラデザの人は前髪に中々こだわりがある方と見た。特にCGで前髪に動きを持たせているなあと思いました。ぺったんことか言ったり言われたりしてるけど、正直全然そんなことないよね。B82でぺったんことか相変わらずエロゲの世界は厳しい。

CVは最近出演するようになったらしい方です。普段の喋り方とかHしてるときの喘ぎとかめっちゃ可愛いので今後もどんどん活躍していただきたいですね。

あと、もう一つ重要なこととして、十夜とナナちゃんがめちゃくちゃ可愛い。やたらロリキャラに力が入ってるのが常なFAVORITEですが、今作は特に可愛かった。十夜に関してはいろヒカの青空に匹敵するレベルで好きです。もうあさひさんと結婚して3人+クロで暮らしていけばいいんじゃないかな。

 

 

柊ハル√ (CV:南るお)

金髪(あと唯一巨乳ヒロイン)の幼馴染その3、ハルルートです。(実質)メインヒロインその1。主人公の大雅は貧乳派らしいですが、とても好感が持てますね。最初1/5はあず咲先輩と智仁の話、以降4/5がハルの話です。実質メインヒロイン的な扱いなだけあって、シナリオは前2人と比べて長めです。最後の方若干間延びしてましたが、総合的に見てとても素晴らしい出来でした。特にタイムリープするとこは話にのめり込みました。設定が複雑な感じが強く、千和ルートや姫織ルートやってからじゃないとわかりづらいような気もしました。

シナリオがめちゃくちゃ良いのに加えて、ハルというキャラクターが実に僕にクリティカルヒットしました。幼馴染の良さを500%引き出しているというか、存在そのものがもう可愛いというか、とにかくめちゃくちゃ好きになりました(あと大雅も結構好きになった)。特にED後の最後のCGはヤバすぎた。よくいるような金髪巨乳キャラってわけじゃなくて、ハルにはハルのキャラクターがあって、でもその思いは1つしかなくて...というのが感じられました。

CVはいろセカ/いろヒカの藍や青空の人らしいのですが、調べるまで全く気付かず驚きました。いや本当色々な声を出せる方だなあということに加え、Hシーンの声がめちゃくちゃ可愛くてよかったです。是非他のゲームでも見てみたい聞いてみたい。

それはそうと、またまた個人的な話で恐縮ですが、ハルの誕生日は僕と1日違いです。はいそれだけです。

 

ここまでの3人は共通ルート中の選択肢(といっても1回だけだけど)で分岐、その後NEW GAMEでクロルートに入れました。

 

クロ√ (CV:夏和小)

黒猫なのに髪も肌も白いヒロイン、クロルートです。メインヒロインその2。要は真紅ポジだよね。グランドルートと言っていいのか難しいところですが、とにかくあらゆる事が判明するルートでした。今までのルート以上に設定が複雑で、若干理解しきれていない所がありますが、もう一度やればわかると思います。結末は他のルートとは違った終わり方で、タイトルの通りといえばそうだし、ちょっと切ない感じもあって...って感じでした。

このルートというか、このゲームをやっていてずっと思っていたのが「いろとりどりのセカイ」に似ているなあということでした。輪廻転生といういろセカの世界観を引き継ぎつつ、さらに改良を加えていて僕としてはよくできているシナリオだなと思いました。そういう意味でもやはりクロと真紅は似ていて、災難の絶えないルートでしたが、最終的にはいい感じに終わってたので良かったです。

言うまでもなくクロはとっても可愛くて良かったです。また、隠しキャラ(一応名前とかは伏せます)がいわば星メモの夢みたいな感じのキャラで、個人的にはめちゃくちゃ好きになりました。そういう意味でもこの結末は良かった。是非ED後の話を見てみたい。

CVはRIDDLE JOKERの千咲とかやっていた方ですね。ゆずの最新作や9nineにも出ているらしいですがまだやってないのでその辺はよくわかりません... 声の使い分けが非常に上手くて感動しました。というか声優ってやっぱすごいんですねえ。

 

 

まとめ

(シナリオ)
クロ√のとこでも述べた通り、いろセカの改良版みたいな感じで、よくできていました。ライターの書き方的な話は置いておいて、シナリオそのものは一貫していて面白かったです。

(キャラ)

いつもの如く全員可愛かった。まずクロが可愛すぎた。個人的にもう一人のメインヒロインだと思っているハルもめちゃくちゃ可愛かったです。もちろん千和や姫織も。
そして攻略ヒロイン以外のヒロインもマジですこいです。特に十夜と隠しキャラさん。この2人に関してはきっと出るであろうFDで是非ともルートを作っていただきたい。

(その他)

グラフィック的なことは最初にも言った通り、凄すぎて感動しました。PVでOPを見た時点でこのゲームやべえなって思いました。やはり桜や夜ってのはエロゲだと映えますね。

音楽に関して一番言いたいのはOPの「さくら、Reincarnation」です。これマジで神曲すぎる。一生聞いてられます。僕の知ってるエロゲOPの中で一番いいと思う。それから2つ目のOPの曲「輪廻」も良い。突然2つ目のオープニングが始まったのにもうビビりましたが曲が良くてさらにビビりました。あと、クロのテーマ曲になってる「満月の夜会」って曲もクロの可愛さが表現されててすごく好きです。

 

 

 

 

現状持っている未プレイのエロゲはあおかなのextra1だけなので、次回はそれをやる予定です。時間が取れそうなら。記事を挙げるかはやってみてから考えます。
あとゆずの最新作や9nineってゲームにも興味あるのでもしかしたらそれらを買ってやるかもしれません。時間が取れそうなら。

 

蒼の彼方のフォーリズム 感想

2014年11月28日にspriteから発売の「蒼の彼方のフォーリズム」の感想です。

※ネタバレ注意

公式サイト→蒼の彼方のフォーリズム・あおかな 公式サイト / sprite

色々なプラットフォームで出てるゲームですが、僕がやったのはpc版のえっちなやつです。はい。

 

フライングサーカス(通称FC)という架空のスポーツを主題にした青春スポーツモノです。アニメ観たことある人はわかると思いますが、中々に動きの激しいスポーツです。紙芝居ゲーのギャルゲーでそういうのは難しいのでは、、と思っていましたが、ガンガンCGが差し込まれるのでそんなこともありませんでした。地味に凄いと思った点。

 

 

いつも通り攻略順に書いてきます。ちなみにオススメの攻略順は莉花→真白→みさき→明日香です。僕もこの順番でやるつもりでしたが、気づいたら真白ルートに入っていたのでそこだけ逆順になりました。

真白√

夏の大会が終わり、秋の大会に向けてまた頑張るぞーとなった矢先みさきが突然FC部を辞めます。そこで部内最下位の真白が勝ち星を上げることで部活を盛り上げてみさきに戻ってきてもらうぞ!、的な話。最後は真白vsみさきのタイマンで真白が勝つことでみさきは部活に戻ってきましたとさ、という終わり方です(超ネタバレ)。

 

そもそもこのゲーム自体シナリオ性が凄いので真白ルートのそれもそこそこなのですが、このルート一番の特徴はやはり真白の可愛さにあります。人気投票で1位を取るだけのことはあります。マジ可愛い。何が可愛いってめっちゃデレデレになって甘えてくるのが良いよね。THEデレデレ後輩という感じです。ヒロイン唯一のちっぱいキャラですが、そんな真白に敢えてあんなことさせるのがわかってるよね。いいね。

ちなみに人気投票1位に輝いた真白ちゃんには唯一fdが出ています(というよりspriteが解散したため他が出ない)。当然ですがそれもやります。その記事を挙げるかは未定ですが…

 

莉佳√

夏の大会が終わって数日経ったある日、試合で反則をしまくっている黒渕霞という問題児が莉佳の学校のFC部を荒らしに来ます。彼女は実は莉佳の幼馴染で、莉佳にFCを初めて教えてくれた人物でした。晶也はかつて葵さんから教えてもらった「楽しんでFCをプレイする」精神を莉佳に教え、莉佳はそれを黒渕に教えて彼女と和解する………という話です。

 

真白√同様、FCの大会が云々的な話からは一歩離れたお話です。莉佳が晶也の指導の下FC力を上げると共に心も成長していき、最後は歪んでしまった黒渕にFCの楽しさを教える、というなんとも感動的なストーリー。

一にもニにも莉佳が可愛い。こいついつもそんなん言ってんな。二人きりになるとめちゃくちゃ甘えてくるところが真白に似ているのですが、真白とはまた違った可愛さがありました。普段は優等生なのに二人きりになった瞬間大好きアピールしまくってくるのたまらなすぎる。後半のCG全てに見えないハートが飛びまくっているのが僕にはわかる。デートで手つないでめっちゃ嬉しそうにするところとか最高だよね。あと体操着フォームが凄く好き。左上のところに"市ノ瀬"って書いてあるのが萌える。

 

 

みさき√

晶也がみさきを専属コーチとして教育することになり、二人はその過程で"勝つため"ではなく"勝ちたいから"の精神を学びます。そして秋の大会でみさきは乾沙希や明日香を破り優勝を果たします。というお話。
かつてFCから逃げてしまった晶也と今現在FCなら逃げようとしているみさきの二人で、FCをプレイすることの意義を見つけていく、という筋書きになっています。

 

真白や莉佳ルートとは一転、かなりシナリオ重視のルートです。この後に書きますが、みさきルートは晶也がみさきに専念したらどうなるか、明日香ルートは明日香に専念したらどうなるか、といった感じの対の関係になっています。みさきルートは乾沙希の戦術の対策をすることで勝つパターンです。

乾沙希戦や明日香戦が熱くて良かったですし、なんと言っても明日香に追いつくよう努力する決意をするシーンが最高に良かったです。他のルートでは明らかにFCから引いてしまうみさきを、同じような思いを持つ晶也が再び呼び戻すという展開が素晴らしい。あとみさきがすっっっっごく幸せそうで何よりという感じ。何気にみさきだけ3回あるのがイイネ! 何とは言わんけど。
僕はこのルートをアニメでやったら良かったんじゃないかなーと思います。

 

 

明日香√

こちらは明日香を重点的に育成して乾沙希を打ち破るお話です。過去の経験で楽しさを忘れてしまった晶也や勝つことだけを重視したイリーナ達は明日香から"空が楽しい"という根本的なことを今一度思い出すことになります。

 

みさきルートに対し、こちらは明日香の天才的な成長速度を見込んで超人的な練習を積み重ねて乾沙希に勝つパターンです。ただしひたすらに明日香を育てりゃいいってものではなく、お互いを分かり合った二人が空を飛ぶを楽しさを忘れずにいたからこそ成し遂げられた偉業なわけです。明日香にも人を妬む気持ちや嫌になる瞬間はあるが故、二人で乗り越えてこそ明日香は本当に強くなれたのです。みさきルートでは葵さんが明日香を育てることになりますが、その葵さんからも「明日香は晶也とならもっと強くなれてた」的なことを言われます。つまりそういうこと。

で、シナリオ的なこともたーいへん素晴らしいのですが、個人的に同じぐらい評価したいのが明日香の可愛さ。いつだかアニメを見た時点から僕は明日香が一番好きでした。きっかけの理由は間違いなくその中の人的なことです。このブログのヘッダー画像とかアイコンを見ればその答えはわかると思います。
ですが、それはきっかけであって共通ルートや明日香ルートをプレイして一層明日香が好きになりました。だって可愛いもん。特にお気に入りなのはデートした日の帰りのバスのシチュです。プレイしたことある人ならわかるだろうし、プレイしたことない人は今すぐ買ってきてやったらわかります。あとED後エピで丁寧語じゃなくなるのも最高に萌えました。あすかわいい。

 

 

ちなみに、4人全員のルートを終えるとグランドルートに入ります。そんなに長いものではなく、晶也がFC選手に復帰したことで葵さんが海外でFCをする決意をし、晶也に会いに来て別れを告げるという10分たらずの会話です。全てのルートにおいて間違いなく共通しているのが晶也がFCから逃げた、という事実であり葵さんはそれをずっと気にかけていました。葵さんは晶也の初恋相手でおそらくこの時でも好きだったのでしょうが、それを言わずに別れを告げます。そんな感じの淡いお話。これを最後に持ってきたのは凄く良かったと思う。

 

 

まとめ

シナリオ的な評価は間違いなく満点です。正直今までプレイした10数本のエロゲーの中で一番良かったと断言できます。FCはもちろん架空のスポーツですが、できて間もなく基盤の整っていないスポーツを通して思春期真っ只中の主人公たちが何を思い何を得てくのか、という大筋がしっかりしたシナリオでした。また楽しさを忘れないという考えも僕個人的には結構共感することも多かったです。 

そしてエロゲーとしてのイチャイチャ要素もしっかりしていて良かったです。個人的には明日香が色々ぶっ刺さったので大満足すぎて満点ですが、そういうのがなくてもおそらくはイチャ成分もしっかり楽しめるゲームだと思います。というか明日香以外の3人もめっちゃ好きだし。ゆずとかと比べるとややHシーンが短い気もしますが、ある意味それでいいのかもしれません。でも明日香のはもうちょい長くても良かったよ。

その他の評価点としては、OP・ED・BGM等の曲も良かったです。opの"wings of courage"はかなり有名な名曲でしょうし、グランドED"Sky is the Limit"やみさきEDの"Sense of Life"もめちゃすこでした。あと個人的な理由では明日香EDの"空恋"もぶっ刺さった。理由はもう述べた通りです。
さらに高評価を付けたいのがアニメーションの豊富さです。上の方でも書きましたが、結構動きまくるスポーツをエロゲーにしてはよく表現できていました。みんなめっちゃ動くし。これが2014年に出てたんだからびっくりですわ。

なんか聞くところによるとこのゲームスマホでもできるらしいですし、もし興味ある人は是非やってみたらいいと思います。というかこのゲームが刺さらなかったら多分ギャルゲー向いてないんじゃないかなってぐらいの神作です。まあPC版だとニャンニャンできるのでもっと良いとは思いますけど。

残念なのは制作会社のspriteが解散してしまったことですね... 予定ではfdのextra2や続編のzweiが出るはずだったらしいですが、その可能性はほぼ無くなったらしいです。悲しい。
唯一僕が最後まで腑に落ちなかったのは明日香の髪留めで、昔女の子からプレゼントされたらしいですが、結局誰からもらったのかは明らかになりませんでした。最初は晶也かと思いましたがED終わっても思い出す気配ないし、おそらくこの伏線はzweiで回収する予定だったんじゃないですかね。マジ悲しい。あと攻略ヒロインじゃないのにやたら人気のある乾沙希。zweiでは彼女がヒロインに加わるとのことでしたが、それも無くなりました。悲しい。マジ悲しい。

 

 (追記)2019/11/27にspriteが再結成されるという旨のツイートが投稿されました。

 まずはEXTRA2発売を目指していくようです。めちゃくちゃ嬉しいですねはい。 

 

 

 

 

 

サノバウィッチ 感想

2015年2月24日、ゆずソフトから発売された「サノバウィッチ」の感想です。

※ネタバレ注意

 

公式サイト→

www.yuzu-soft.com

 

前回の金恋GTの記事から2か月と結構間が空きましたが、とても忙しかったので許してください。むしろ忙しいのにも関わらず空いた時間でプレイしてかつシナリオを忘れたりしなかった自分を褒めたい。今後挙げる記事は同じように間隔が空くと思います。

 

 

 

このゲームは「魔女」と呼ばれる少女達が自分たちの願いを叶えるために「心の欠片」を集めるお話。どっかのまどまぎみたいな話ですね。まあまどまぎ観たことないんですが。
そのまどまぎで言う白いやつポジのキャラは、このゲームでは"アルプ"と呼ばれます。公式サイトにはアルプの説明がないですが、記事を書く上でこの用語を外せなかったのでここで説明しておきます。

 

 

 

めぐる√

一般人その1。オレンジの髪の子。後輩ちゃん。〜でっしゅ。みたいなギャルっぽい口調が可愛い。

めぐるが人と関係を深めるのに躊躇いがあるのはなんでや。ってのと主人公の持つ能力の意味はなんだろう。って話。まあ早い話、THEゆずって感じのイチャイチャストーリーでした。

正直めぐる自身が主題の魔法と関わりがほぼほぼないためにシナリオを深くできなかったのか、甘々な感じで始まり甘々して甘々に終わるルートでした。

それはそうとHシーンの会話が狙ってるのか狙ってないのかわかりませんが、なんか面白かった。芳乃や羽月と同じ声でエロ漫画ワードを言うもんだから普通に笑っちゃいました。

 

 

紬√

魔女その2。髪の色は....何色っていうのかわかりません。男装してるらしいですが、立ち絵だと上半身しか映らないので言われるまで全然気づかなかった。。

このルートは紬とアカギ(紬と契約しているアルプ)のお話と言っても過言ではありません。オオガラスであるアカギが心の力を集めていくうちに人間の心を理解していきながらも葛藤したり....というのが本筋です。最終的にアカギと友達になって、という終わり方がとても良かったです。

紬があらゆる属性を持ちすぎていて凄かった。ボーイッシュかと思いきや女の子らしい恰好は超可愛いし、バブみ属性を持ちながら嫉妬深いところもありetc. この娘はいったいどれだけのポテンシャルを持っているんだ...?

とまあ、色々盛り沢山なルートでした。

 

 

 

憧子√

一般人その2。ようがす先輩。黒髪の子。実際のところ一般人ではないわけですが。

その正体は主人公の母親と契約していた元アルプです。本人はその記憶を封じているためそのことを覚えていませんが、その封印によりあれこれ起きるわけです。細かいことは省略。

僕がやったことのあるゆずのゲームだと茉優先輩に次ぐ2人目の先輩キャラなわけですが(当然発売はこのゲームの方が先なので本当は茉優先輩が後)、茉優先輩がややポンコツ属性入っているのに比べてこちらの先輩は先輩力ありましたね。実はあまり照れたり恥ずかしがらないのは封印のうんぬんで感情がかんぬんだからなのですが、そのおかげ(?)で年上のお姉さんって感じでした。人妻っぽいのを気にしてるの可愛い。

その封印が解けた後は普通の感性になって余裕ぶっこいてやってた数々の行動を猛烈に恥ずかしがり始めます。1粒で2度おいしいとはまさにこのこと。先輩かわわ

f:id:kabotyas:20190715010801p:plain

 

 

寧々√

魔女その1。銀髪の子。ゆずソフトの顔とも言えるあのオナ地さんです。なんて不憫な子。。。

綾地さんの願い事は両親の不仲を解消するために過去に時間を巻き戻すことです。その願い事を願ったのは綾地さんがまだ幼かった頃の話で、主人公と付き合って幸せな今その願い事を叶えてしまうと非常に不都合なことになってしまいます。二人で抵抗しますがその努力むなしく... ですが最後はまた結ばれることを誓って、時間は過去へと戻ります。

ここまでやるとタイトル画面に戻されて"RESTART"という項目が追加されます。ゆずにしては何とも珍しい計らい。。
"RESTART"はロリ地さんになった綾地さんが両親と暮らしていた頃から始まります。しかし結局は両親の不仲を解決することはできず、綾地さんはむしろ以前のようにするべきではないかという結論に至り、そこから以前を再現する決心をします。
なんやかんやあって無事主人公と再度結ばれますが、綾地さんは自分のわがままで世界を変えているのではと考えるようになります。そこで主人公はハロウィーンパーティー後にみんなが如何に絢地さんに感謝しているかを伝える場を設けます。そうして綾地さんは前向きになることができましたとさ。めでたしめでたし。

 

かなり端折りまくって書きましたが、それでも長くなってしまった... 綾地さんだけは普通の綾地さんルートと"RESTART"合わせて、他ヒロインの倍はあるので致し方なし。

プレイする前にEXTRAモードを見たら、Hシーン鑑賞モードで何故か綾地さんだけ倍あって最初笑ってしまいましたが、そもそも倍のストーリーだから仕方ないんですね。きっとそうです。決して綾地さんがオナ地さんなわけではない。

あらすじ関係ありませんがロリ地さんが可愛すぎてヤバかったです。このメーカーやたらロリキャラを描くのが上手いと思う。

 

和奏√

サブヒロイン。一般人その3。金髪の子。

完全に個人的な話ですが、前回やってた金恋の理亜と同じ声優さん(小鳥居夕花さん)でしかも金髪なヒロインな上、このゲームで最初に出てくる女の子なので出てきた瞬間から好きになりました。理亜以上にちっちゃいけど。 

ストーリーはいつものゆずのようにかなり短いです。二人(+一人)でライブに向けてギター&ベースの練習してたらお互い好きになって、ライブでの演奏後に告って,,,みたいな話。ライブは動画というかちょっとした特別演出になってます。

和奏ちゃんはメインヒロイン4人に劣らないポテンシャルを持ってるし、シナリオがもっと長くても良かったんじゃないかなあ...と思わないでもないです。魔法うんぬんとの関わりがないからそういう事情なのかもしれませんが。それくらい和奏ちゃんは超可愛い。

 

 

 

総括

ルートロックがある分綾地さんのルートは中々のものでしたが、それ以外は大体いつも通りのゆずでした。イチャ9割シナリオ1割といった感じ。ただ紬ルートはシナリオもかなり面白かったです。女の子の可愛さという点においてはさすがのゆず。マジでみんな可愛かった。あんなかわいい子たちと同じ部活&友達とかあの主人公どんだけリア充なんですかね。そんな感じです。

ちなみに個人的には紬と和奏ちゃんが特にお気に入りです。

 

 

 

 

金色ラブリッチェ -Golden Time- 感想

2019年2月22日発売、「金色ラブリッチェ -Golden Time-」の感想です。

※ネタバレ注意

 

 

あらすじ、登場人物はいつも通り公式サイトにお任せ

sagaplanets.product.co.jp

 

 

最初プロローグののち絢華、ミナの新規ルート2つと本編ヒロイン5人のアペンドルート(アフター)で合計7つのルートが選べるようになります。

 

 

絢華√

絢華の事情を知るうちに好きになっちゃった央路があの手この手(意味深)で絢華を落とすお話。まさかの絢華の初恋うんぬんは結局お互い最後まで気づかぬまま。

このルートに限った話ではないですが、FDなだけあってだいぶノリが軽いです。プロローグでも例え話的に言ってましたが、本編でやりたいテーマはやり終わったから続編ではヒロインと思う存分イチャイチャする。ってのがこのゲームの主題らしいです。

というわけで、このルートも結構はっちゃけてました。具体的にはHシーンが多い。流石に省略してましたが1日10回は注射するらしいです。さすがエロゲの主人公。

最後の絢華が理亜をひざまくらするとこがめっちゃ良かったです。あとは絢華が可愛かったのとHばっかしてた。大体そんな感じ。

 

ちなみに、絢華のアペンドルートはおふざけ満載というかもはやこっちが本編というか、そういう感じのものです。時間が本編のプロローグが終わったあたりに戻って、その時点で絢華が央路=イチに気づいたらどうなるかというもの。

f:id:kabotyas:20190621033911p:plain

途中選択肢が出て最初は上の選択肢しか選べません。そしてこっちを選ぶと理亜&シルヴィの3Pになってそのまま終わります。

f:id:kabotyas:20190621034046p:plain

一応2週目では下の選択肢が選べて、そっちではちゃんと(?)絢華のアペンドルート的な展開になります。

個人的に理亜&シルヴィの3Pルートがめちゃくちゃ良かった。FDのアペンドだからこそできるIFルートという感じ。色々3Pカップリングしといてこの2人の組み合わせがないのもあれだしね。仕方ないね。

 

 

ミナ√

ミナちゃんは茜ちゃんに続く天使その2。ヒロインとして攻略するのも良いけどミナちゃん可愛いなあってやってるだけでも楽しいです。まあ甘々Hするのも良かったけどね。

ストーリーは予想通りというか何というか、ミナちゃんと平和にいちゃいちゃする話。王家であるミナちゃんとどう釣り合う人間になるか、みたいな話はシルヴィルートのような感じでありましたが、こっちはミナちゃんの方が輝いてました。

 

 

 

で、この2人のルートを終えると理亜ルートがアンロックされます。

 

理亜√&アペンド

  • アペンド

アペンドは本編でクリスマスに理亜が入院して退院した後の話。まあ普通にイチャつくだけですが、やっぱ理亜の話なだけあって他のヒロインとは一歩違うところを進んでいます。もうこれだけで泣きそうになりました。理亜可愛い。

 

  • 理亜√

こっちは時を逆戻り、クリスマスのパーティからのIFルートというか、アナザールートのお話です。本編では理亜がパーティの最中に倒れて入院するハメになった一方、このルートでは先にパーティを抜け出して入院回避します。そして、元日にシルヴィ含め3人で夕日を見に行き....という話。

まあ引っ張ってもしょうがないので言っちゃいますが、理亜が妊娠します。理亜の体力的に厳しいことですが、理亜の希望により堕胎せず出産することになります。

で、これも引っ張ってもしょうがないので言っちゃうと、出産は無事成功して理亜も真理亜(理亜と央路の娘)も助かります。ご都合主義とか関係なし。FDだから。

本編と同じく全部終わってからEXTRAを選択すると理亜のCGが回想され最後に例の結婚CGと理亜・真理亜・央路のCGとショートになったシルヴィのCGが出ます。書いてて気づきましたが、このルートでもシルヴィは再度髪を提供して理亜の髪がロングになったんですね。

 

やっててめちゃくちゃ思ったのが、理亜はやっぱり真紅と似てるよねってこと。容姿とかもそうですが、なにより試練が多すぎる。でも最後はハッピーエンドで本当に良かった。本編のストーリーとどっちが良いかとか関係なし。FDなんだからこういうのが見たかったんだよ。

f:id:kabotyas:20190624230346p:plain

あと、例の結婚CGですが本編の時とは意味合いが違ってきて泣いた。こっちの結婚CGは本当にあったことで、本編のは...ね。
とにかく素晴らしいシナリオでした。理亜可愛い。

 

玲奈アフター

玲奈怖がり説を実証してみよう的な。でも実際はそこまででもなかったよ的な。玲奈に限らずアフターは全員短い短編なのであっという間です。Hシーンが凄く良かった。あと理亜が可愛かった。

 

シルヴィアフター

シルヴィとデートして、お菓子作って、理亜含め3人でお茶会して、シルヴィとえっちする話。シルヴィの可愛さを認識したのと、このCGの理亜が凄く可愛かった。

f:id:kabotyas:20190623025050p:plain

シルヴィも最重要キャラの一人だし、理亜ルートは理亜と央路とシルヴィ3人の物語なんだし、ということでもうちょいシルヴィアフターはてんこ盛りにしても良かったかなーと思いました。

 

エルアフター

お正月休みをもらったエルといちゃつく話。

やっぱりエルは可愛いですわ。嫁に欲しすぎる。そんなことを再認識した60分でした。

 

茜アフター

茜ちゃんが野球部の練習試合に助っ人として入る短編。実はアフターストーリで最初にやったので予想以上の短さに驚きました。

 

 

 

 

総括

ストーリー性に関しては本編同様やはり理亜が9割でした。
今回ももちろん理亜ルートを最後にやって、その直後にこの総括を書いてるので頭は理亜ルートのことでいっぱいです。というか今回は特にアペンドオンリーな4人のルートがほぼ空気なので許してください。総括と言ってもホント理亜可愛い、理亜ルート最高!というのが今出てくるほぼ全て。

このゲームについて他に特筆すること言えば、あとは絢華ですかね。本編の方では完全にネタキャラだった絢華がよくここまでヒロインになったなあ、と。まあそれでもネタキャラ感は残ってますが。ミナちゃんルートも同じようなことが言えますが、ミナちゃんは本編の時点で良いキャラを築けていたので、感動は絢華の方が上かもしれません。

シナリオについてはそんな感じですが、ヒロインのキャラ性はみんな凄く好きです。いつもこんなこと言ってますが、どのヒロインも他ゲーで天下取れるレベル。。でもやっぱ理亜が最高すぎるんだよなあ~~~~~。以上。

 

 

 

 

次回はまだやってないゆずのあのゲームorいつだかアニメ化されたあのゲームをやろうと思ってます。
いろセカシリーズのやり直しもしたいしfavoriteの最新作もやりたいしで時間がいくらあっても足りません。はよ長期休暇になってくれ~

 

 

 

 

金色ラブリッチェ 感想

2017年12月22日にSAGA PLANETSから発売された「金色ラブリッチェ」の感想です。※ネタバレありです。注意。

 

前回のドラクリから3,4ヶ月空いてしまいました。引っ越しやら私生活やらで忙しかったのもそうですが、エロゲをやってなかったわけではなく、千恋万花をやり直したり、さくらもゆの体験版(製品版はまだ買ってすらいない)をやってました。

 

 

それはともかく、新規のゲームとして結構前に買ってあった金色ラブリッチェをやりました。攻略ヒロインが全員金髪ってので結構有名(?)なゲームですね。どっかのこけしが大喜びしそう。

しかしそれは単なる話題性のためだけではありません。4人、特にシルヴィ・エル・理亜の金髪には大きな意味があります。そういう所からもこのゲームが作り込まれてるなあ〜と感じました。

ちなみに、真紅の髪色も金であることからわかるかもしれないですが、僕は金髪が好きです。どうでもいいね。

 

このゲーム、ヒロインズの誕生日に起動すると特別な演出が流れるのですが、たまたま僕が初めて起動した日が5月25日、エルの誕生日でした。その時点では意味がわからなくて????って感じでしたが、後で調べてわかりました。全員分必ず見ます。

 

 

あらすじ、登場人物等は公式HPでどうぞ。決して丸投げではない。

sagaplanets.product.co.jp

 

 

 

シルヴィ√

王族であるシルヴィを好きになった庶民の央路クンが身分の壁を超える!って話が前半、10年前や央路の前の学校であったごたごたの話が後半です。ストーリー的にはそんな感じですが、実質的にはイチャイチャしてるだけです。いいぞもっとやれ。

 

●央路が前の学校を辞めた経緯
→央路は元野球部員で、10年に1人レベルのスターである投良くんの幼馴染兼バッテリーでしたが妹の千恵華のために監督と喧嘩します。捕手の央路が抜けたことで豆腐メンタルな投良くんも調子を崩し、浜南学園(央路の前いた学園)は甲子園(的なもの)を初戦敗退することになります。央路は他の部員や監督等に責められ野球部を辞め、さらには学園を退学します。説明終わり。

 

●央路の10年前の話

10年前に浜松湖ほとりで町内会のキャンプ会があり、地元住民だった央路・理亜・千恵華・投良(+絢華)と来日していたシルヴィは一緒に遊んでいました(千恵華・投良とシルヴィは面識ないっぽい)。特に央路・理亜・シルヴィは仲が良く、またシルヴィは央路(=イチ)に恋心を抱いてました。

 

ヒロインズの中でシルヴィは純真というか、何をしても受け入れてくれる性格なので甘えたい放題です。看病イベントとかHシーンとかまさにその象徴です。バブみに飢えている現代の若者には必要不可欠な要素です。あとシルヴィの声すごく好き。語尾に「~だわ」って言うのめちゃくちゃ好き。

 

ちなみに、途中で選択肢を頑張るとミナちゃんとエッチできます。"はつゆきさくら"の綾ルートのように完全に分岐するわけではなく、ただエッチして終わりですが、ミナちゃんが好きな人にはたまらないイベントです。ミナも相当な人気があるでしょうし、我々の期待を裏切らないサガプラのサービス精神に感謝しましょう。FDである金恋GTにも期待です。

 

 

玲奈√

シルヴィルートでは微妙に流された投良くんとの話です。個人的に投良くんは結構好きなキャラなのでそんな投良くんとの友情の話は非常に良いものでしたが、このルートの主たる要因はそこではありません。

はい、これ

f:id:kabotyas:20190601024401p:plain

玲奈に甘えたい!ってのが全てです。

転校してきたばかりの頃の央路は前の学校でのトラウマを引きずっていて、久しぶりに投良くんと会って辛くなってしまいますが、玲奈はそんな央路を慰めてくれます。央路はそんな玲奈の優しさにあてられ泣いてしまうわけですが、このシーンがマジで神。このよしよしイベントを通じて央路は玲奈のことが好きになるわけですが、僕も好きになりました。こんなん好きになって当然です。

このゲームのこのルートに限った話ではありませんが、ED後エピで結婚後の話やるのは卑怯だと思うんですよね。今まで何度かそういうルートを見てきましたが、絶対うるっと来てます。素晴らしいのでもっと流行って。

 

ちなみにシルヴィルートのように、このルートでは絢華を含め3Pできます。できますというか強制です。しかもそれが1つ目のHシーンです。しかも絢華は.... 最初は何事かと思いました。

 

 

エル√

シルヴィルートでもちらっと出ますが、エルとシルヴィの関係についての話です。二人は実の姉妹(エルが姉)ですが、シルヴィは訳あってシスア家に養子に取られ、エルは騎士としてシルヴィを護っています。シルヴィはエルに自分のやりたいことをやって欲しいと願いますが....というお話。

 

エルは乙女な面と騎士らしくカッコいい面があってすごく好きです。このゲームだと理亜の次に好きかもしれない。特にED前とED後のCGが素晴らしい。エルとシルヴィの仲の良さを色々考えると色々捗ります。色々。

ちなみに、エルルートの3P枠はまさかのシルヴィです。完全に国家反逆罪でしょとか無粋なツッコミはさておき、この二人のカップリングはありですねぇ~。いいですねぇ~。

 

 

茜√

次は理亜・・・・と思いきや、茜ちゃんです。攻略ヒロインの中で唯一金髪でないヒロインですが、サブヒロイン的な立ち位置です。

茜ちゃんは陸上部員ですが、短距離走で全国優勝した程の実力者です。半年前に怪我をして、央路が学園に来たのは復帰したばかりの頃です。そんな茜ちゃんの専属マネージャーになって二人で頑張る、というのが大まかなお話です。

 

他のルートでもそうですが、茜ちゃんは一言で言って天使です。ゲーム序盤の央路がシルヴィや玲奈以外から疎まれていた頃から隔たりなく接してきてくれる天使です。
さらにこのルートをやることで判明しますが、茜ちゃんは結構独占欲が強いタイプの子です。ゲーム中では特に触れられることがなかったですが、茜ちゃんはヤンデレの素質があります。僕にはわかります。

あとオートモードにする等の動作をするとヒロインたちのボイスが流れるのですが、オートモードにしたとき茜ちゃんver.がめっちゃ好きです。ホンマええ子や...

それから、

f:id:kabotyas:20190605220106p:plain

この娘、やたらとエロいです。何故かはわかりません。とにかくエロいです。

 

 

 

理亜√

ここまで、4人のルートを終えるとタイトル画面に"GOLDEN TIME"という項目が追加され、理亜ルートに進めるようになります。はつゆきさくらのGraduationみたいな感じですね。こういう演出好き。

で、理亜ルートはグランドルート的な立ち位置なだけあって結構衝撃的です。万が一ここまで読んでいただいている未プレイの方で、買おうかなと思っているのであればこのルートのネタバレは飛ばすことをオススメします。絶対自分でやった方が良いです。

 

 

 

 

 

読み進めてくれた方のために、このゲーム一番のネタバレをすると、理亜は難病かつ不治の病にかかっています。
今思えばゲーム中、他ルート含めありとあらゆるところでその伏線がありました。10年前の理亜の立ち絵が出ないこととか、理亜が特例とはいえ授業でなくても卒業できる見込みがあることとか(羨ましい)、挙げたらきりがありませんが、とにかくそういうことです。

クリスマスの日に理亜はシルヴィと音楽で共演するという約束を果たし、生涯を終えようとしますが、央路に生きる理由とゴールデンタイムには終わりだけでなく始まりがあることを教えられ、生き続けることを決めます。そうしてさらに1年人生を全うし、世界は常に金色であることを知り、亡くなります。
というのが超おおまかな流れです。細かいところまで説明しきれないというか、僕には上手い文章が書けなかったので勘弁してください。

 

 

で、で、理亜ルートを終えてからもう一度シルヴィルートを見るとED後に追加イベントが発生します。一通り終わらせてもシルヴィと理亜のCGに1枚ずつ未回収のものがあったので何かあるのはわかっていましたが、やり方がどーーーーーしてもわからなかったので攻略を見ました。攻略は思わぬネタバレがあるのであまり使いたくないのですが致し方なし。その追加イベというのがこれ。

 f:id:kabotyas:20190607010341p:plain

理亜ルートの最後の最後、理亜がシルヴィに央路と結婚して子供を産んで"マリア"と名付けてほしいと頼むのですが、その話です。シルヴィルートのその後という意味合いもありますね。

 

 

で、で、で、さらに追加イベントを見た後タイトル画面からEXTRAを選択するともう一枚の理亜CGが回収できます。それがこれ。

f:id:kabotyas:20190607010638p:plain

会話等は一切なく、今まで集めた理亜のCGを回想して最後にこのcgが出ます。なのでこれがどういったものなのかは語られません。理亜が生きた最後の1年の間にあった出来事なのか、もしくは理亜の夢なのか。

 

 

 

 

 

まとめ

このブログの各ヒロインの項目は基本的にそのキャラの攻略が終わった直後に書いているわけで、今この"まとめ"の文章を書いているのは理亜ルートを終わらせた直後です。もう理亜のことしか頭に残ってません。そのくらい理亜ルートが大きいゲームです。

正直な話、買った時点でこの「金色ラブリッチェ」というゲームはゆずソフト的なヒロインとイチャイチャするだけのゲームだと思ってました。さらに言うと茜ちゃんルートを終えた時点まではそう思っていました。だからこそ理亜ルートは僕にとって衝撃的でした。

しかし、それ以上にとてもいいゲームでありました。ゲーム中、特に理亜ルートでは何度も泣きそうになりましたし、実際EDと最後の回想では泣きました。つか今も心がなんかなんかしてます。

 

まだまだエロゲプレイ経験の少ない僕ですが、このゲームは既プレイゲームの中で1番か2番目に挙げるレベルで好きになりました(いろセカと悩むところ)。さらに言うと理亜が真紅に次いで好きなヒロインになりました。やった順番次第では評価変わってたかもしれんね。そういや理亜と真紅って結構共通点多いような...?

 

まとめなのに理亜のことばっかり挙げてますが、このゲームは決して理亜が全てというわけではありません。他のヒロインもとても良いですし、文章も読みやすい&面白いです。
僕はエロゲをやっていて、ルート終了後にヒロインロスを起こすことがあるのですが、金恋では何度も経験しました。ヒロインロスっていうのは僕が勝手に名付けた現象で、ペットロスみたいなもんです。そういう感覚が好きな人にもお勧めです。

 

 

 

 

 

 

このゲーム、サガプラにしては珍しくFDが出ています。共通ルートをやってる時点で買わなくてはと思いたち、既に購入しました。というわけで、次の記事はこのゲームのFD、「金色ラブリッチェ -GOLDEN TIME-」になります。よろしければその記事もよろしくお願いします。